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加計呂麻島旅行を最高に楽しむおすすめシーズンは?観光におすすめなスポットや旅行の際の注意点も紹介!

奄美大島の南に位置する「加計呂麻島(かけろまじま)」は、手つかずの自然と美しい海が広がる静かな離島です。
透明度の高いエメラルドブルーの海、のんびりとした集落の風景、そして夜には満天の星空が広がり、都会では味わえない特別な時間を過ごすことができます。観光地としての派手さはないものの、その分だけ自然の魅力が色濃く残っており訪れる人をゆったりとした島時間へと誘ってくれます。

しかし、加計呂麻島は離島ならではの環境のため「いつ行くのがベスト?」「どんな観光スポットがあるの?」「旅行の際に気をつけることは?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では加計呂麻島旅行を最高に楽しむためのおすすめシーズンをはじめ、ぜひ訪れてほしい観光スポットや旅行前に知っておきたい注意点まで詳しく紹介します。
この記事を読めば、きっと「加計呂麻島に行ってみたい!」と思うはずです。

目次

加計呂麻島の基本情報

加計呂麻島(かけろまじま)は、鹿児島県の奄美大島の南端にある古仁屋(こにや)港から、船で約20分ほどで渡れる離島で、鹿児島県大島郡瀬戸内町に属しています。
透明度の高い「加計呂麻ブルー」の海が多くの人を魅了し、映画『男はつらいよ』の最終作のロケ地としても有名です。

地理と地形

加計呂麻島は、一言で言えば「極めて複雑に入り組んだリアス海岸と急峻(きゅうしゅん)な山々の融合」です。

細長く入り組んだ湾が数十箇所もあり、面積(約77平方キロメートル)に対して海岸線の長さは約147kmと非常に長く設定されています。
この複雑な入り江が天然の防波堤となり、湾の内部は驚くほど穏やかです。そのため古くから避難港や軍事的な拠点(戦時中の連合艦隊の駐留地など)として重宝されてきました。

また島全体が標高200m〜400m級の山々で埋め尽くされており、平地がほとんどありません。
かつては陸路よりも船による移動(舟行)が一般的だったほど、険しい地形をしています。

気候の特徴

加計呂麻島の気候は「高温多湿で雨の多い、生命力あふれる亜熱帯海洋性気候」です。

年間平均気温は約21.6℃前後で、真冬でも平均気温が15℃を下回ることは滅多にありません。
冬でも最高気温が20℃を超えることもあり、シャツ1枚や軽い羽織もので過ごせる日が多いです。
夏は日差しは非常に強烈ですが、最高気温が35℃を超える猛暑日は意外にも本土の都市部より少なめです。

また日本でも有数の多雨地帯で、1日中降り続く雨よりも熱帯地方のような「バケツをひっくり返したようなスコール」が短時間に降ることが多いのが特徴です。

8月〜10月は台風の直撃を受けやすい時期となり、船が欠航すると島へのアクセスが完全に遮断されるため、旅行の際は注意が必要です。

加計呂麻島は世界遺産に登録されている?

結論から言えば加計呂麻島は世界自然遺産の「区域外」です。

2021年に登録された世界自然遺産「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」には、隣接する奄美大島や徳之島は含まれていますが、残念ながら加計呂麻島自体は構成資産に入っていません。

しかし世界遺産ではないものの加計呂麻島には独自の魅力が残っています。

  • 奄美群島国立公園
    島全体が国立公園に指定されており、その美しさと自然の豊かさは国によって厳重に守られています。
  • 重要無形民俗文化財「諸鈍シバヤ」
    800年の歴史を持つとされる極めて貴重な伝統芸能で、1976年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

派手な観光地化を免れている分、世界遺産エリアに負けないほどの透明度を誇る海や神秘的なガジュマルの巨木をゆったりと独り占めできるのが、現在の加計呂麻島の最大の贅沢と言えます。

加計呂麻島のアクセス方法

加計呂麻島へのアクセスは、まず奄美大島へ行きそこから南端の港へ移動して船で渡るという流れになります。
大きく分けて「空路・陸路」と「海路」の2ステップが必要です。

ステップ1:奄美大島・古仁屋(こにや)港へ行く

まずは奄美大島の玄関口である奄美空港から、島最南端の古仁屋港を目指します

  • レンタカー・車
    空港から国道58号線を南下して約2時間。
  • しまバス(路線バス)
    直行便はないため、名瀬市街地(「名瀬郵便局前」など)で乗り換えが必要です。トータルで約2時間半〜3時間ほどかかります。

ステップ2:古仁屋港から船で加計呂麻島へ渡る

加計呂麻島には「瀬相(せそう)港」「生間(いけん)港」の2つの玄関口があります。
行き先(宿泊先や観光スポット)に合わせて選びます。

町営フェリーかけろま

  • 瀬相行き: 1日4便(所要約25分)
  • 生間行き: 1日3便(所要約20分)
  • 金額
    ・普通券(大人):360円
    ・普通券(小人・小学生):180円
    ・往復券(大人):690円
    ※自動車を載せる場合は片道2,090円(旅客運賃込)〜。

車を載せることができます(要事前予約)。
チケットは古仁屋港の町営定期船 待合所で購入します。

海上タクシー(定期船)

フェリーの合間を縫うように運行しており、小型船で素早く移動できます(所要約15分〜20分)。

1人400円かかり、料金は船長さんに直接手渡ししましょう。
車は載せられませんが予約なしでも乗船できることが多く便利です。

時刻表の出航時間より若干早めに出航する場合があるので、15〜20分前には到着しておくことがおすすめです。

加計呂麻島を楽しむためのベストシーズンはいつ?

加計呂麻島を楽しむためのベストシーズンは、何を最優先にするかによって異なります。
島の表情は季節ごとにガラリと変わるため、目的別に最適な時期をまとめました。

◎シュノーケリング・海水浴:6月下旬 〜 7月中旬
梅雨明け直後の「ゴールデンタイム」。晴天率が高く、海の色が最も輝く時期です。
まさに「南国の離島」を満喫できる時期。実久ブルーが最も映えるのはこの季節です。

台風シーズン(特に8月・9月)です。
台風が来ると船が欠航し、島に閉じ込められたりそもそも渡れなくなったりするリスクがあるため、余裕を持った日程が必要です。

◎海の透明度を重視10月 〜 11月
北風に変わる前のこの時期は、年間で最も透明度が上がると言われ、ダイビングに最適です。
11月に入ると風が少し冷たくなるため、海から上がった後の防寒着が必要です。

◎ホエールウォッチング1月 〜 3月
ザトウクジラが繁殖と子育てのためにやってくる、冬季限定の感動体験ができます。
観光客が少なく、静かな「島時間」を独り占めできます。

◎観光・散策・トレッキング3月 〜 4月 / 10月 〜 11月
暑すぎず寒すぎず、湿気も少ないため、集落巡りや山歩きを快適に楽しめます。
特に3月 〜 5月は新緑が美しく、4月からはデイゴの花が咲き始めます。花粉症がないため避暑ならぬ「避粉地」としても人気です。

加計呂麻島の季節ごとのおすすめ観光スポットを紹介

春(3月〜5月)

デイゴ並木

出典元:鹿児島県観光サイト

加計呂麻島を代表する、どこか懐かしく情緒あふれる風景が広がるのが「諸鈍デイゴ並木」です。

海岸線に沿って樹齢300年を超える巨大なデイゴの巨木が約80本、500m以上にわたって連なっています。例年5月下旬から6月にかけて、燃えるような真っ赤な花を咲かせ、青い海とのコントラストは息をのむ美しさです。
この場所は映画『男はつらいよ』シリーズの最終作のロケ地としても有名で、寅さんが歩いた道を辿るファンも多く訪れます。デイゴの葉が風に揺れる音を聞きながら木陰のベンチでのんびりと海を眺める時間は、まさに島旅の醍醐味。

近くには伝統芸能「諸鈍シバヤ」が伝わる大屯神社もあり、島の深い歴史と自然の生命力を同時に感じられる、穏やかなスポットです。

嘉入(かにゅう)の滝

出典元:奄美ツアーズ

島南部の山間にひっそりと佇む「嘉入の滝」は加計呂麻島では珍しい、道路脇からすぐに見学できるアクセスの良い滝です。

落差は約15mほどですが、緑深い原生林の中から白い筋となって流れ落ちる姿は非常に優雅で、周囲にはマイナスイオンが立ち込めています。雨上がりには水量が増しより迫力ある姿を見せてくれますが、普段はさらさらと清らかな音を立てており、心癒されるパワースポットのような雰囲気です。

滝のすぐそばまで近寄ることができ、火照った体をひんやりとした水しぶきが癒してくれます。加計呂麻島のドライブは山道が多くて疲れがちですが、ここはその途中でほっと一息つける絶好の休憩ポイント。木漏れ日に照らされた滝壺の美しさは、写真映えも抜群です。

夏(6月〜8月)

実久(さねく)海岸

出典元:鹿児島県観光サイト

「実久ブルー」という言葉があるほど、加計呂麻島で最も美しい海の色に出会えるのがここ実久海岸です。

島の北西端に位置し、集落の目の前に広がる海は透明度が極めて高く、エメラルドグリーンから深い藍色へと変わるグラデーションは言葉を失うほどの美しさです。白い砂浜がゆるやかに続き、波も穏やかなため海水浴やシュノーケリングに最適。水中を覗けばすぐそこに色鮮やかなサンゴ礁や熱帯魚たちが泳ぐ姿を見ることができます。
周辺には浮き輪や水中メガネなどをレンタルできるお店もあり、気軽に海遊びを楽しめる環境が整っています。朝から夕方までたっぷりと遊べるスポットとして、地元の人たちからも親しまれています。

集落内にはサンゴの石垣が残り、昔ながらの島の風景が色濃く残っているのも魅力の一つ。

青の洞窟

出典元:UMIGAMETAI

加計呂麻島の「青の洞窟」は、知る人ぞ知る秘境中の秘境です。

陸路では辿り着けない場所にあり、奄美大島や加計呂麻島から出る「ボートツアー」でのみ訪れることができます。
入り口は狭い岩の隙間ですが、中に入ると太陽の光が海底の白砂に反射し、水面が幻想的なコバルトブルーに輝きます。その透明度と輝きはイタリアの本家に勝るとも劣らない美しさです。

洞窟内ではシュノーケリングを楽しむことができ、光の柱が水中に差し込む光景や暗闇の中で青く光る魚たちの群れは一生忘れられない思い出になるはず。天候や潮の満ち引き、太陽の角度によって青の色味が刻々と変化するため、まさに「一期一会」の景色です。
冒険気分を味わいたいアクティブ派の方には、絶対に見逃せないスポットと言えます。

スリ浜

出典元:鹿児島県観光サイト

生間港から車で約10分とアクセスが良く、観光客に最も親しまれているのがスリ浜です。

映画『男はつらいよ』のロケ地にもなったこの浜は真っ白な砂浜と透き通ったブルーの海、そして背後に揺れるヤシの木が「南国のビーチ」そのものの雰囲気を演出しています。
桟橋は、思わず写真に収めたくなるようなフォトジェニックな景観が広がっています。

遠浅で波が静かなため、家族連れでも安心して遊べるのが嬉しいポイント。夕暮れ時には空がオレンジ色から紫へと染まっていく美しいサンセットを眺めることができ、ロマンチックな時間を過ごせます。加計呂麻島の「便利さ」と「リゾート感」をバランスよく楽しみたい方にぴったりのビーチです。

徳浜(とくはま)ビーチ

出典元:鹿児島県観光サイト

島の東端に位置する徳浜ビーチは映画『男はつらいよ』で寅さんとリリーさんが再会した場所として知られる、静かで広大なロングビーチです。

大きなガジュマルの木が木陰を作り、足元にはサンゴのカケラや美しい貝殻が打ち上げられています。ここは「ライオン岩」と呼ばれるユニークな形の岩があることでも有名。他のメジャーなビーチに比べて人が少なく、波の音だけが響くプライベート感たっぷりの空間です。

沖合には美しいサンゴ礁が広がり、シュノーケリングをすればカクレクマノミなどに出会えることも。夜になれば周囲に明かりがないため、降るような満天の星空を独り占めできます。
何かに追われる日常を忘れ、ただ静かに海を眺めていたい。そんな「何もしない贅沢」を味わうには、これ以上ない最高の場所です

秋(9月〜11月)

諸鈍シバヤ

出典元:鹿児島県観光サイト

諸鈍(しょどん)集落の守り神として鎮座する大屯神社は、平資盛を祀る由緒ある神社です。
ここで最も有名なのが、国の重要無形民俗文化財に指定されている「諸鈍シバヤ」です。

源平合戦に敗れ島に流れた平家の一行が地元の人々と交流し、自分たちの素性を隠しながらも京の文化を懐かしんで舞ったのが始まりとされています。独特の仮面をつけユーモラスかつ哀愁漂う演目が披露される様子は、まさにタイムスリップしたかのような神秘的な光景です。

2026年現在も毎年旧暦の9月9日に開催され、島外からも多くの見学者が訪れます。神社を囲む静かな森とすぐそばにあるデイゴ並木の風景が相まって、島に息づく「平家落人伝説」の重みを肌で感じることができる文化的な聖地と言える場所です。

安脚場(あんきゃば)戦跡公園

出典元:鹿児島県観光サイト

島の東端、美しい大島海峡を見下ろす高台にあるのが安脚場戦跡公園です。

ここは第二次世界大戦中、連合艦隊の停泊地であった大島海峡を守るための重要な要塞でした。現在も巨大な大砲が設置されていた砲台跡や、弾薬庫、監視所などのコンクリート遺構が当時のまま残されており、平和の尊さを静かに語りかけています。
公園として整備されており、遊歩道を歩きながらこれらの歴史的遺産を間近に見学することができます。

戦跡としての重みもさることながら、展望台からの景色は島内屈指の絶景ポイント。真っ青な海に浮かぶ奄美本島や周辺の島々を一望でき、かつてここが軍事的な要所であったことが信じられないほどの静寂と美しさに包まれています。
歴史と景観の両方を深く味わえる、加計呂麻島ならではのスポットです。

夕日の丘

出典元:奄美旅

加計呂麻島で最もドラマチックな夕景に出会えるのが、西側の高台に位置する「夕日の丘」です。視界を遮るもののない展望スペースからは、東シナ海へと沈みゆく大きな太陽を眺めることができます。

空が黄金色から燃えるような赤、そして深い紫へと移り変わるマジックアワーの美しさは言葉を失うほど。運が良ければ、水平線に太陽が沈む瞬間に緑色の光が一瞬放たれる「グリーンフラッシュ」が見られることもあります。
ドライブの締めくくりにここを訪れ、波の音と鳥の声だけが響く中で夕日を待つ時間は旅の疲れを完全に癒してくれる贅沢なひとときです。

ベンチも設置されているため、大切な人と静かに語り合うのにも最適。島を訪れる多くの旅人が「ここに来てよかった」と口を揃える、心の洗濯ができる場所です。

冬(12月〜2月)

島尾敏雄文学記念碑

出典元:鹿児島県観光サイト

名作『死の棘』で知られる作家・島尾敏雄と、その妻であり島出身のミホ。二人の愛の軌跡を辿ることができるのが、呑之浦(のみのうら)にある文学記念碑です。

戦時中、特攻艇「震洋」の隊長としてこの地に赴任した島尾敏雄はそこでミホと出会い、深く愛し合うようになりました。記念碑が建つ場所からはかつて特攻艇が隠されていた「震洋格納壕」の跡も見ることができ、文学的な背景と戦争の悲劇が交差する独特の空気が漂っています。
碑には島尾文学の一節が刻まれ、周囲を囲む静かな入り江の風景が作品に漂う静謐な美しさを引き立てています。

文学ファンのみならず激動の時代を生き抜いた二人の強い絆に触れたいと願う人々が訪れる、静かで思索にふけるのにふさわしい、穏やかな空間が広がっています。

於斉のガジュマル

出典元:鹿児島県観光サイト

加計呂麻島には多くの巨大なガジュマルがありますが、於斉集落にあるこの木はその圧倒的な存在感と美しさで「島のシンボル」の一つとなっています。

地面に向かって何本も垂れ下がる気根は、まるで巨大な生き物の足のよう。ドラマ『Dr.コトー診療所』のロケ地としても使用されたこの場所は、木の下に立つだけで木漏れ日が優しく降り注ぎ、神秘的な雰囲気に包まれています。
すぐ目の前には穏やかな海が広がり、ガジュマルの大きな木陰にあるベンチに座れば心地よい海風が吹き抜けます。

島の人々が古くから大切に守ってきたこの巨木は訪れる人々を包み込むような優しさがあり、ただそこにいるだけで生命のエネルギーをもらえるような不思議な安心感を与えてくれるパワースポットです。

ホエールウォッチング

出典元:GORIMARIN

冬の加計呂麻島周辺の海はザトウクジラたちが子育てや繁殖のために訪れる貴重なエリアとなります。

1月から3月下旬にかけて奄美大島や加計呂麻島からウォッチングツアーが多数催行されます。ボートに乗り込みクジラが潮を吹く「ブロウ」を探しながら進む時間は、期待に胸が高鳴る冒険そのもの。目の前で巨大な尾びれが海面に叩きつけられたり、全身をジャンプさせる「ブリーチング」を見せたりする姿は野生の力強さに圧倒される一生モノの体験です

現在はクジラの生態に配慮した環境に優しいエコツアーが主流となっており、ガイドによる丁寧な解説とともに、海の王者たちの尊い命の営みを間近で見守ることができます。
冬にしか味わえない、加計呂麻島のダイナミックな自然の魅力を全身で体感できる最高のアクティビティです。

おすすめの宿泊施設&キャンプ場

villaとうとがなし

加計呂麻島の静かな西阿室集落に佇む「Villaとうとがなし」は、一棟貸しタイプの宿泊施設です。テラスに出ると目の前には海が広がり、夕暮れ時には美しいサンセットをゆったりと楽しむことができます。

ホテルとは異なり完全貸切のプライベート空間となっているため、周囲を気にせずリラックスして過ごせるのが魅力です。広々とした和室は、小さなお子様連れのご家族やグループ旅行にも最適です。
室内にはリビングやダイニング、くつろぎスペースに加えてワークスペースも完備。Wi-Fiやスマートテレビ、ソファー、文房具、救急箱なども揃っており、ワーケーションや長期滞在でも快適に過ごせます。

さらに洗濯機・乾燥機をはじめ、キッチンには電子レンジ、トースター、コーヒーメーカー、炊飯器、大型冷蔵庫などの調理家電・器具が充実。オプションでテントサウナやビーチでの太極拳体験なども楽しめるのも魅力のひとつです。

伝泊 リリーの家

出典元:あまみの、

「伝泊 リリーの家」は、映画『男はつらいよ 寅次郎紅の花』のロケ地として実際に使用された古民家を再生した一棟貸しの宿です。作中で寅さんとマドンナのリリーが共に過ごした家そのものに泊まれるという、ファンにはたまらない特別な体験が叶います。

現在も伝統的な建築の風合いを大切に残しつつ、清潔感のある水回りやキッチン、Wi-Fiなどが整備されており、快適に過ごせるのが魅力です。
宿のすぐ目の前には美しい諸鈍のビーチが広がり、有名なデイゴ並木も目と鼻の先。朝夕に波音を聞きながら散策すれば、まるで島の一員になったかのような穏やかな時間を味わえます。

食事の提供はありませんが自炊道具が揃っており、島に暮らすように滞在したい方に最適な、物語の息吹を感じる一軒です。

伝泊 海みる屋根の宿

出典元:あまみの、

「伝泊 海みる屋根の宿」は加計呂麻島の須子茂集落に佇む、古民家をリノベーションした一棟貸しの宿です。“海を眺めて過ごす時間”をコンセプトにしており、自然と一体になれる滞在が魅力です。海まではほぼ目の前というロケーションにあり、時間帯によって移り変わる美しい海のグラデーションを一日中楽しむことができます。

またこの宿ならではの魅力が、屋根の上でくつろぐ非日常体験です。広縁のように使える屋根のスペースに寝そべりながら海や空を眺め、心地よい風を感じて過ごす時間は格別。何もせず、ただ自然の中で過ごす贅沢を味わえます。

室内は和室を中心としたシンプルな造りで、落ち着いた静かな空間が広がります。一棟貸しのため、Wi-Fiやミニキッチン、冷蔵庫、調理器具一式、炊飯器なども備わっており、自炊をしながら島での暮らしを体験できるのも魅力のひとつです。

民泊 南龍

民泊 南龍は加計呂麻島の西阿室(にしあむろ)集落にある、素泊まり中心のアットホームな民宿・ゲストハウスです。海まで徒歩1分という好立地にあり、静かな島時間を気軽に楽しめる宿として人気を集めています。

最大の魅力はなんといってもリーズナブルな価格設定です。3,500円程度からと非常に手頃で、費用を抑えて滞在したい方にぴったり。客室は一人用の洋室が1部屋、6畳の和室が5部屋用意されており、すべての部屋で光回線による無料Wi-Fiが利用できるのも嬉しいポイントです。また好みに応じて離れのお部屋に宿泊することも可能です。
さらに趣のある五右衛門風呂も備えられており、天気が良い日には満天の星空を眺めながら、ゆったりと湯船に浸かる贅沢な時間を楽しめます。

地元の雰囲気を感じながら過ごせる宿で、「とにかく安く泊まりたい」「気軽に島暮らしを体験したい」という方におすすめです。

BARE FOOT BASE CAMP

出典元:kakeroma welcome

BARE FOOT BASE CAMPは加計呂麻島の諸数(しょかず)集落にある、1日1組限定のプライベート型キャンプ&宿泊施設です。トレーラーハウス(エアストリーム)を中心に、広々とした敷地を丸ごと貸し切って過ごせる、特別感あふれる滞在が魅力です。

定員は基本2名で、トレーラーハウス内はモダンなインテリアで統一されており、エアコンも2台完備されているため季節を問わず快適に過ごすことができます。
また庭にはジャグジーが設置されており、目の前に広がる海から聞こえる波音を感じながら、ゆったりとした癒しの時間を楽しめます。
さらに徒歩約30秒でアクセスできるプライベートビーチもあり、シュノーケリングなど海遊びを満喫した後、すぐに自分たちの空間へ戻れるのも魅力です。バーベキューを楽しみたい場合は、グリルと炭のセットをレンタルすることも可能です。

他の宿泊客と顔を合わせることなく周囲を気にせず過ごせるため、まさに自分たちだけの特別な時間を満喫できる宿です。

加計呂麻島での移動手段はレンタカー

加計呂麻島でレンタカーは借りられますが、数が少ないので事前予約がほぼ必須です。

あまみ南国レンタカー

あまみ南国レンタカーは瀬相港から下船後徒歩約3分、加計呂麻バスの近くに位置するレンタカー店です。さらに奄美空港から車で約5分の場所にも店舗を構えており、レンタカーをフェリーに載せて移動することも可能です。

瀬相店では軽自動車は4,000円〜、普通車は5,000円〜レンタルできます。
なお料金は時期によって変動する場合があるため、事前に確認しておくと安心です。

うみがめレンタカー

うみがめレンタカーは加計呂麻島の生間港にあるレンタカーサービスです。

「フェリーかけろま」を利用して自家用車を運ぶ場合、軽自動車でも約6,000円の航送料がかかりますがうみがめレンタカーであれば4,000円から利用できるプランがあり、車ごとフェリーに乗せるよりも費用を抑えられるのが魅力です。
また利用時間に関わらず4,000円で利用できる点も嬉しいポイントです(※1泊利用の場合は6,000円となります)。

さらにチャイルドシートの貸し出しも無料で行っているため、小さなお子様連れのご家庭でも安心して利用できます。

奄美大島で借りて踏めで持ち込む方法もある

奄美大島の古仁屋港から「フェリーかけろま」にレンタカーを載せて渡る方法もあります。

ただし現在、多くの大手レンタカー会社は事故対応が難しいため「加計呂麻島への乗り入れを禁止」しています。
持ち込む場合は乗り入れ許可を出している一部の地元のレンタカー会社(例:あまみ南国レンタカーなど)を選ぶ必要があるので注意してください。

またフェリーの車両スペースは予約制(電話のみ)で、すぐに埋まりますので早めの予約が必須です。

加計呂麻島にツアーで行きたい人におすすめのサービス

加計呂麻島には大型ホテルが少なく、島単体でのパッケージツアーはほとんど販売されていません。
そのため「奄美大島本島を拠点にしたパックツアー」を利用し、その滞在中の1日をオプションや日帰り観光で加計呂麻島に充てるのが、最も賢く一般的な旅のスタイルです。

加計呂麻島内の「宿」は小さな民宿やゲストハウスが多いため、大手旅行会社のサイトでは取り扱いが少ない場合があります。
その場合は宿泊だけ自分で手配(楽天トラベル等)する必要があります。

奄美大島でおすすめのツアーサイト

エアトリ

株式会社エアトリが運営する「エアトリ」はテレビCMでも広く知られている国内最大級の旅行予約サイトです。先に挙げた「ニーズツアー」がLCCに特化したパッケージ商品を強みとしているのに対し、「エアトリ」は航空券の比較力と使いやすさに重点を置いたサービスとなっています。

JAL・ANAといった大手航空会社からジェットスターやピーチなどのLCCまで国内14社の航空券を一括検索でき、今この瞬間の最安値を数秒で確認できる点が最大の魅力です。検索スピードが速く画面も見やすいため、複数の航空会社サイトを個別にチェックする手間が省けます。「料金が安い順」「出発時間が早い順」といった並び替えも直感的で、忙しい方でも希望条件に合うチケットをすぐに見つけられます。

また予約金額に応じて「エアトリポイント」が貯まり、次回の旅行に利用できるほかAmazonなど各種ギフト券への交換も可能。使い道の幅が広く、無駄になりにくいポイント制度も高く評価されています。

ニーズツアー

ニーズツアーは国内旅行・国内ツアーに特化した専門サイトです。航空券とホテルをセットにしたパッケージツアーをWEB限定で提供しており、手軽さと価格のバランスに優れたサービスとして注目されています。

特に強みを持つエリアは沖縄・北海道で、九州方面のパッケージツアーも豊富にラインナップされています。航空券はJALを中心にスカイマーク・ピーチ・ジェットスターなどのLCCとも提携し、旅行会社専用の特別運賃を仕入れています。
宿泊施設についても34年にわたる実績を活かし、人気ホテルと直接契約。OTAには出回らない独自の特別レートを確保している点も大きな魅力です。これらを組み合わせたニーズツアーならではのオリジナルプランが充実しています。

さらに公式サイトからの直接予約で3回旅行すると、4回目以降はずっと3%割引になるリピーター特典も用意されており、旅行好きな方にはうれしい仕組みとなっています。

クラブツーリズム

クラブツーリズムは近畿日本ツーリストを傘下に持つKNT-CTホールディングスグループに属する旅行会社です。一般的な旅行会社が「どこへ行くか」といった行き先を軸に商品を展開するのに対し、クラブツーリズムは「何を体験するか」というテーマ性や、「誰と楽しむか」というコミュニティ性を重視したツアー企画を強みとしています。

取り扱うツアー数は非常に多く、国内旅行はもちろん海外旅行まで幅広く展開。なかでも手軽に参加できるバスツアーは高い人気を誇っています。シニア層や女性のひとり旅を想定したプランが豊富で、バスの座席配慮やトイレ休憩の回数、歩行距離の目安を事前に明示するなど安心して参加できる細やかな配慮が行き届いています。

またクラブツーリズムの添乗員はホスピタリティの高さでも定評があります。旅先での丁寧な解説やサポートに加え、参加者同士が自然と打ち解けられるような雰囲気づくりにも長けており、「人とのつながりも楽しめる旅」を提供している点が大きな魅力です。

ジェイトリップ

ジェイトリップは「JAL(日本航空)で行く格安国内旅行」に特化した旅行予約サイトとして、多くのリピーターに支持されています。LCCではなくJAL便を利用しながら徹底したコスト管理によって手頃な価格を実現している点が大きな魅力です。
JAL公認の格安ツアー専門店としてJALグループのツアーを中心に取り扱い、個人手配では難しい卸値水準のパッケージツアーを提供しています。

便利なのが「無料予約キープ」サービス。当日23時までであれば無料でキャンセルできるため、他のプランと比較したり家族や友人と相談しながらじっくり検討できます。
万が一予定が変わった場合でも安心で、キャンセル時に発生した規定のキャンセル料は全額「Jマイルポイント」として還元。貯まったポイントは次回以降の予約で1ポイント=1円として利用可能です(※会員登録が必要)。

安心感を重視したい方や計画に余裕を持って旅行を決めたい方にとって、心強いサービスが揃った予約サイトといえるでしょう。

加計呂麻島旅行で注意すべきこと6選

奄美大島の南に位置する加計呂麻島は手つかずの自然が残る美しい島ですが、観光地として整備されすぎていないからこそ、事前の準備と注意が必要です。

ポイント
  • 船と車の「予約」が命!
  • コンビニもファミレスも島にはない
  • 「ハブ」と「虫」への対策を忘れずに
  • 道路が「狭くて急」
  • 現金を多めに持つこと
  • 医療機関が少ないのも注意

船と車の「予約」が命!

加計呂麻島へ渡るには奄美大島の古仁屋港から出る「フェリーかけろま」が主な手段です。

もしレンタカーを載せて島に渡りたいなら、「1週間前からの電話予約」が絶対に欠かせません。車両スペースは数台分と非常に限られているため、予約なしで行くと港で立ち往生することになります。
また本島側のレンタカー会社によっては「加計呂麻島への乗り入れ禁止」というルールがある場合も。借りる前に必ず確認しておきましょう。

車を載せない「海上タクシー(乗合船)」は予約不要ですが、定員が少ないため出航の20分前には乗り場にいるのが島旅の鉄則。スケジュールにはたっぷり余裕を持って、まずは「船と車の確保」から旅をスタートさせましょう!

コンビニもファミレスも島にはない

島に一歩足を踏み入れると、そこは日常を忘れる別世界。便利なコンビニやファミレス、24時間営業の店は一軒もありません。

数少ない飲食店も「完全予約制」や「不定休」が多く、ふらっと立ち寄ってもランチにありつけない「ランチ難民」になる可能性が高いです。
また自販機の数も限られているため、夏場は飲み物の確保も死活問題になります。

対策としては奄美本島側の古仁屋でパンや軽食、お茶などの飲み物をしっかり買い込んでから渡ること。集落にある「商店」もお昼休みや夕方には閉まってしまうことがあるので、お気に入りの行動食をカバンに忍ばせておくと景色の良い場所でピクニック気分も楽しめて一石二鳥ですよ。

ハブ」と「虫」への対策を忘れずに

手つかずの豊かな自然が残る加計呂麻島は野生生物たちの楽園でもあります。

特に注意が必要なのが、毒ヘビの「ハブ」です。地元の方々も細心の注意を払っており、むやみに草むらに入ったり石垣の隙間に手を伸ばしたりするのは厳禁。夜間に歩くときは必ず懐中電灯で足元を照らし、道路の真ん中を歩くようにしましょう。
また夏から秋にかけては「ヌカカ(磯ブヨ)」という小さな虫にも要注意。刺されると猛烈な痒みが長く続くため、ビーチや茂みでは虫除けスプレーだけでなく薄手の長袖・長ズボンで肌を出すのを控えるのが賢明です。

足元もハブ対策を兼ねてサンダルではなくスニーカーを選ぶと、より安全に島歩きを満喫できます。

道路が「狭くて急」

加計呂麻島のドライブはスリルと絶景の隣り合わせです。

島を横断する山道はガードレールのない崖沿いや、車1台分がやっと通れるほどの狭い急カーブが延々と続きます。対向車が来たらどちらかがバックで避ける場面も多いため、運転にはかなりの集中力が必要です。
また集落内は道がさらに細くなり、お年寄りや子供、さらには猫がのんびり歩いています。
集落に入ったら「時速20km以下の徐行」が絶対のルール。地元の方の生活空間にお邪魔しているという気持ちを忘れずに、ゆっくり走りましょう。

野生動物の飛び出しも多いのでスピードは控えめに。「急がない、慌てない」が、島での安全運転を楽しむための最大のポイントです。

現金を多めに持つこと

2026年現在、都会ではキャッシュレスが当たり前ですが加計呂麻島ではまだまだ「現金が主役」です。

島内の小さな商店や個人経営の飲食店、海上タクシーの支払いなどはクレジットカードやQRコード決済が使えない場所がほとんど。ATMも島内に数カ所(郵便局など)ありますが、営業時間が短かったり、土日は引き出しができなかったりと不便な点が多いです。いざという時に「お財布が空っぽでごはんが食べられない!」なんてことにならないよう、奄美本島側の銀行やコンビニであらかじめ数万円程度の現金を下ろしておくことを強くおすすめします。

小銭も用意しておくと、無人販売所などで地元の果物を買うときにも重宝しますよ。

医療機関が少ないのも注意

島内には大きな病院はなく、数カ所の診療所があるのみです。

24時間体制の救急病院は奄美本島側まで戻らなければならず、夜間や荒天で船が出せない場合は移動に時間がかかるリスクがあります。持病がある方は常備薬を多めに持参し、体調を万全にして島に渡りましょう。
特に夏場は美しい海に夢中になって熱中症になるケースが多いので、こまめな水分補給と休息が欠かせません。また慣れない山道での車酔いや慣れない虫による皮膚トラブルに備え、酔い止めや塗り薬などの救急セットをカバンに入れておくと安心です。

「何かあってもすぐには病院に行けない」という意識を少し持っておくだけで、無理のない安全な旅の計画が立てられます。

まとめ

加計呂麻島は透明度の高い海や美しいビーチ、昔ながらの集落の風景など自然の魅力がそのまま残る特別な離島です。
観光地として賑やかな場所ではありませんが、その分だけ静かでゆったりとした島時間を楽しむことができ、日常の忙しさを忘れてリフレッシュできるのが大きな魅力です。

春や秋は気候が穏やかで観光しやすく、夏は海遊びやシュノーケリングを思い切り楽しめるなど、季節によってさまざまな魅力があります。また美しいビーチやのどかな集落を巡りながら島をゆっくり散策するだけでも、心に残る旅になるでしょう。

ただしフェリーの本数が限られていたり、コンビニが少なかったりと、離島ならではの注意点もあります。事前に情報をチェックして準備しておくことで、より快適に旅行を楽しむことができます。

自然に囲まれた穏やかな時間を過ごしたい方はぜひ一度加計呂麻島を訪れてみてください。きっと忘れられない特別な旅になるはずです。

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