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【燃料費節約】電気自動車とガソリン車の燃料費をシミレーション、どっちが安い。

ガソリン代や電気料金やガス料金の高騰が続いている。車を検討している人にとってはこの燃料費の上昇は気になるポイントですよね。今回はガソリン車と電気自動車の燃料費を比較していきます。

電気自動車(EV車)とガソリン車はどっちが燃料費が安い??

さっそく電気自動車とガソリン車で1か月の燃料費はどのくらい違いがあるのかを紹介していきます。

1年間の平均的走行距離は8,000~10,000kmといわれているので、平均を取り1か月750km走行したときの燃料代をガソリン車(燃費はタントよりよい車として計算)と電気自動車で計算すると下記のような計算式となります。

メモ

ガソリン車燃料代/月:750 km ÷ 15.0 km/L(※1) × 166.8 円/L(※2)8,340円

EV車燃料代/月(日中充電):750 km ÷ 6.0 km/L(※3) × 26.8 円/L(※4)3,350円

EV車燃料代/月(夜間充電):750 km ÷ 6.0 km/L(※3) × 15.2 円/L (※5)1,900円

電気自動車の方が 月に4,990円もお得。夜間に充電すればさらに6,440円も節約に

※1 ガソリン車の実燃費は車種で差があるのでダイハツ タントの15.5km/Lより燃費がさらに良い15.0km/Lで計算
※2 大阪の2022年9月21日時点の平均レギュラー価格 166.8円/L
※3 電気自動車の平均電費 6km/kwh(公正取引協議会公表資料参照)
※4 関西電力の日間電気料金(2022年9月時点) 第二段階料金26.80円/kWh
※5 関西電力の夜間電気料金(2022年9月時点) 15.20円/kWh

このように電気自動車は圧倒的にガソリン車よりも燃料費を節約することができるのです。電気代は夜間の方が安いので夜間に充電をすればさらに燃料代は安くなります。

ココがポイント

ガソリン車よりも電気自動車は燃料費が圧倒的に安い!!

電気自動車(EV車)の5つのメリット

電気自動車車の燃料代はガソリン車よりもお得ということを説明していきましたが、他にも電気自動車のメリットはたくさん。電気自動車のメリットをまとめました。

EV車のメリット①:ラーニングコストが安い

車を維持するうえが掛かってくることしてコストとして①駐車場代②整備費用・車検③税金④燃料費の大きく4つ費用が掛かってきます。そのうちEV車は一般的に③税金と④燃料費においてガソリン車よりも費用を抑えることができます。

電気自動車は税優遇制度

〇車にかかる税金の種類

環境性能割(旧自動車取得税):車の購入時に自治体に納める税金⇒EV車は非課税

自動車重量税:新車登録時と車検時に国に納める税金⇒エコカー減税(令和4年度まで延長)で軽減

自動車税:年1回、自治体に納める税金⇒グリーン化特例で軽減

EV車は燃料費を安く抑えられる

ガソリン車燃料代/月:750 km ÷ 15.0 km/L(※1) × 166.8 円/L(※2)8,340円

EV車燃料代/月(日中充電):750 km ÷ 6.0 km/L(※3) × 26.8 円/L(※4)3,350円

EV車燃料代/月(夜間充電):750 km ÷ 6.0 km/L(※3) × 15.2 円/L (※5)1,900円

電気自動車の方が 月に4,990円もお得。夜間に充電すればさらに6,440円も節約に

EV車のメリット②:加速がスムーズ、走行音や振動が少ない

ガソリン車はエンジン(ガソリンを爆発させる熱機関)を積んでいるので爆発の振動や排気ガスを排出するための音など発生するが、EV車はバッテリーとモーターのみで走行するので振動や音が少ない。また、ガソリン車よりもアクセルを踏んでからタイヤに力が加わるまでの時間が短く滑らかにスムーズな加速をします。

EV車のメリット③:環境にやさしく、排気ガスを出さないので臭くない

電気で走るので1台1台の車が二酸化炭素はなく、発電所などの大型施設からの二酸化炭素の発生となるので二酸化炭素のトータル発生量を抑えることができるので地球にやさしく地球温暖対策への貢献がガソリン車よりも大きいのが電気自動車の特徴です。また、排気ガスが出ないので排気ガスの臭いが苦手な人やアレルギーの人にうれしい車です。

EV車のメリット④:蓄電池として活用が可能なので災害時に非常用電源として使える

万が一の災害時や停電時に大量の電気が蓄えられている電気自動車の電気を家庭用電源(電気自動車の電源を家庭用に使うということをV2H(Vehicle to Home)といいます。)として活用することもできます。(※すべてのEV車がバッテリーとして使えるわけではないので注意して下さい。)バッテリーの大きさや使う量によっても変わりますが、フル充電された電気自動車1台で、一人暮らしの家庭で1週間前後、4人世帯でも3~4日分の電源として使うことができます。

ただし、通常は家庭の電源を車に送ることはあっても逆に車から家庭へ電源を流すことはありません。そのため電気自動車とは別に「V2H」機器のパワーコンディショナーと呼ばれる機器を設置しておく必要があります。

最近では太陽光発電で作った電気を電気自動車に蓄えるなど、太陽光発電と組み合わせた家庭内電力の自給自足システムが普及が進んでいます。

EV車のメリット⑤:国・自治体から補助金や税優遇を受けることができる

国や地方自治体は環境への影響が少ない電気自動車の普及を後押ししているため補助金や税金の優遇制度が用意されています。

国が実施している補助金では条件を満たせば、EV車で最大85万円 (※)、軽EVで55万円 (※)の補助を受けることができます。さらに住んでいる地方自体も独自の補助金制度などを用意していて、国、自治体のWで補助金を受け取ることができるので購入の際には是非活用してみて下さい。

※申請期間:令和4年4月28日~令和5年3月31日(必着) ※交付条件などはこちら参照

補助金の他クルマにかかる税金の優遇制度もありますので下記を参考にして下さい。

電気自動車は税優遇制度

〇車にかかる税金の種類

環境性能割(旧自動車取得税):車の購入時に自治体に納める税金⇒EV車は非課税

自動車重量税:新車登録時と車検時に国に納める税金⇒エコカー減税(令和4年度まで延長)で軽減

自動車税:年1回、自治体に納める税金⇒グリーン化特例で軽減

電気自動車(EV車)の5つのデメリット

ラーニングコストが安いや、環境に良いなど電気自動車には多くのメリットがあるEV車ですが、日本での新車販売台数としては1%未満でガソリン車やHVカーなどの販売台数に遠く及ばないというのが実体です。電気自動車のデメリットと金額面でのデメリットを回避するサービスについて紹介します。

電気自動車のデメリット

  1. 充電に時間がかかる
  2. 地方は充電できる場所がまだまだ少ない
  3. 航続可能距離が短い
  4. 車種が少なく選択の幅が狭い
  5. 車両価格が高い

充電に時間がかかる

ガソリン車の燃料補給はガソリンスタンドで数分で完了するのに比べ、電気自動車はバッテリーの容量と充電口の出力によっても変わりますが、フル充電させるには数時間以上はかかってしまいます。

家庭での充電口の一般的な出力は3kWのものが一般的です。この充電口でバッテリーの容量が20kWhをフル充電するのにかかる時間は6時間40分かかり、3kWの充電口は1時間に容量の3kWh分を充電することができる計算になります。バッテリー容量の1kWh分で約6km走行することができます。通勤などで使用する場合には1日最低でも2~3時間程度の充電時間が必要になります。

充電口を3kWから6kW以上のものへ変更すれば充電時間はその分短縮することができます。また、電気自動車を家庭用電源としても活用するシステムV2H機器を設置することで6kWhの出力で充電することが可能になります。(ただし、すべての電気自動車がこのV2Hシステムに対応しているわけではないので注意して下さい。)

地方は充電できる場所(充電スポット)がまだまだ少ない

自宅以外での充電は充電スポットで行わなければならないのですが、この充電スポットの設置数は全国約1万8千箇所(2022年3月時点)となります。ガソリンスタンドの数の60%にあたり普及が進んではいるのです。しかし、充電スポットの設置場所は高速のサービスエリアなどの他、ショッピングセンター、スーパー、宿泊施設やコンビニ、駐車場を中心となるため首都圏に集中している傾向があり地方では充電できる充電スポットの数はまだまだ少ない状態です。

地方圏の方は出先で充電できる場所が少ないため自宅でこまめに充電を行う必要があります。

航続可能距離が短い

電気自動車の航続可能距離は200kmと400~500kmタイプの2つに現在は分かれています。ガソリン車の最大走行距離は1,000kmを走行する車もあるので航続可能距離はまだまだガソリン車の上ということとなります。バッテリーの容量を増し航続可能距離を伸ばす研究開発は日々進んでいますが、長距離を走行する際には不安となる方もいるかもしれませんね。電気自動車を利用する際にはこまめな充電はかかせない作業となります。

最近は1回の充電約600km走る車種の出てきており進化は続いていますので、なるべく航続可能距離の長い車種を選ぶことも大切です。

車種が少なく選択の幅が狭い

日本での新車販売台数のうち電気自動車の販売数は全体の1%と先ほども書いた通り、ガソリン車やハイブリッド車が売れ筋のトップとなります。そのため、自動車メーカーも多種多様な電気自動車の販売がまだ進んでいません。デザイン、乗車人数、乗り心地など車を選ぶ際のポイントにすべて対応できるだけの車種数は揃っていません。電気自動車購入の際には「デザイン重視」「航続可能距離」「乗車人数」などのポイントをこれだけは譲れないという優先順位を決定する必要があります。

車種数が少ないとはいっても補助金対象の32車種(2022年5月時点)ありますので好みのクルマに出会えるかもしれません。

車両価格が高い

電気自動車はガソリン車に比べるとまだ値段が高いです。100万円台が主流のガソリン車に比べて電気自動車の価格300万円~400万円台がボリュームゾーンとなります。80万円ほどの補助金が使えたとしてもガソリン車よりも100万円以上は値段が高いの実体です。

カーリースでも電気自動車は取り扱っているの??

電気自動車のデメリットとして紹介したように車両価格が高いということがあります。では、カーリースで電気自動車を買うことはできないでしょうか??カーリースを行っているサイトを複数調査しました。

カーリース会社「SOMPOで乗~る」はEV車も取り扱っている??

カーリース会社の大手SOMPOで乗~るでもEV車の取扱いはあるのかを調査しました。SOMPOで乗~るは「国内で販売されている新車はすべて取扱いあり(一部取り扱っていない車種あり)」とHPには記載されているため注意書きの一部取り扱っていない車にEV車は入るのか?を調査しました。

SOMPOで乗~るの「クルマを選ぶ」ボタンから新車をえらぶことができます。最初「電気自動車」と検索をしたところ「該当0件」と表示されてしまいましたが、具体的な車種名で再度挑戦「リーフ」「アリア」「EV」などと検索すると下のように3車種がヒット。

通常はリース価格などが表示されるのですが「クリックでお問い合わせ」と要問合せでの対応となるようです。

SOMPOで乗~るで電気自動車をカーリースできるかは条件次第となるようです。

SOMPOで乗ーる公式ページ

カーリース会社「MOTA(モータ)」はEV車も取り扱っている??

カーリース会社2社目としてはMOTAを調査開始です。サイトを確認すると早速サイト上ではEV車の特集ページが組まれていました!!これは期待大。

ありました!!

「ホンダ HONDA e」月額68,200円(7年リース)

「日産 リーフ」月額55,550円(7年リース)

「日産 アリア」月額76,340円(7年リース)

の3台がEV車としてカーリースされています。MOTAカーリースは契約終了後にクルマをもらうことができるので7年間の月額費を支払った後は自分の車として使用することができます。

また、MOTAでEVカーリースを契約した方は一律20万円のキャッシュバックキャンペーン中です。

※2022年12月までにMOTAカーリースでEV車を契約・成約された方が対象。
※納車後2カ月後に指定口座で20万円お振込み

MOTAカーリース公式ページ

まとめ

電気自動車とガソリン車では維持費では圧倒的に電気自動車の方が安くなることが分かった。しかし、ガソリン車に比べまだまだま本体価格が高く購入のハードルが高い。電気自動車を購入検討している人はカーリースや補助金などを調べうまく活用してみてください。

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