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日本の山にいる危険な生き物は??その対処法について。

空前のキャンプブーム到来。コロナ以前よりじわりじわりと来ていたキャンプブームですが、ソロキャンプや密にならないレジャーとして2022年はいまだかつてなないキャンプブームが到来している。テントや寝袋など重装備なイメージのキャンプですが、首都圏のキャンプ場では初心者向けにキャンプに必要な備品のレンタルを行っているとこも多く1泊2日などの週末キャンプを楽しむ人が増えています。

初心者キャンプーがまず勉強することは火の起こし方やテントの組み立て方などが多いですが、山や林には危険な生き物も多い。今回は日本の山に生息している危険な生き物「ヘビ・クモ・ハチ・熊・いのしし」とその対処方法について紹介していきます。これらの知識を身に付けさらに一段高いキャンパーを目指してもらえればと思います。

目次

山で遭遇したら危険な生き物:ヘビ。日本に生息している危険な毒蛇はこの3種。

日本には死ぬ危険のある毒蛇はヤマガシ、マムシ、ハブの3種。危険なイメージのヘビですが、ヘビの多くは毒はなく覚えておかなければならないヘビとしてはこの「ヤマガシ、マムシ、ハブ」の3種類となります。また、ヘビ咬傷(=こうしょう:噛まれけがをする人)による死亡事故は年間 数件、死亡率は1%以下で正しい対処方法を学ぶことで重大な事故を回避することができます。

ヤマカガシは毒蛇の中でもっとも毒性が高い、普段はおとなしい

毒蛇としてマムシやハブは有名ですが、ヤマカガシという毒蛇の名前はあまり知られていませんが、日本に生息する毒蛇のなかでもっとも毒性(=毒の強さ)が高いのがこのヤマカガシです。

色彩が鮮やかで赤色、黄色や黒色の斑紋があるのが特徴です。近畿地方から中国地方には青色の個体もいます。

本来おとなしヘビなので人間を襲うことは少ないので見かけたら刺激することなく、遠ざかるようにしましょう。

生息域は本州、四国、九州と日本全国で広くみられます、また平地や山地だけでなく、川や池などの水辺周辺の好みむヘビなので、キャンプなどでも遭遇確率も高いヘビとなるので特徴などはしっかり覚えてましょう。

マムシは日本のヘビ咬傷事故でもっとも死亡事故が多い

年間3,000人ほどの人がマムシに噛まれる被害が出ています。そのうち10人ほどが亡くなられているというヘビでの死亡事故がもっとも多いのがこのマムシです。とはいえ、死亡率は0.3%ほど、万が一噛まれたしまった際にも慌てずきちんと対処することで多くの命が助かっています。噛まれてしまった際には動き回らず(血が全身に回ると危険です)その場で安静にし急に救急車を呼びましょう。

生息域は本州、北海道、四国、九州と日本全国どこでもみられるます。湿ったとこをろ好むので水田や川周辺、湿った溝などいることが多いです。40㎝~70㎝ほどと小さいの見つかりにくいため足などを気づかずに噛まれてしまうことが多い。

ハブは沖縄のみに生息しているヘビ

ハブは沖縄諸島・奄美諸島にのみ生しているヘビとなるため本島では出会うことはないヘビです。体長は2mは超えるもの。毎年30人ほどがハブに噛まれる被害にあっていて、死亡事故にも10年に1度ほど発生しています。

 

 

万が一ヘビに噛まれたときの対処法について

ヘビは細い隙間などの見つからないところに隠れていることも多いのでいくら注意をしても噛まれてしまう可能性はあります。そんな万が一のときの対処法についてまとめました。

ヘビに噛まれたときの対処法

  1. 救急車を呼ぶ。
  2. 噛まれた部分を絞り出すようにしながら、水で洗い流す。
  3. 噛まれたヘビの特徴(大きさ、色、模様)などをなるべく記憶し、救急隊に伝える。
  4. 紐などで噛まれた傷口と心臓の間を軽く縛る(強く縛りすぎると壊死のおそれがあるので注意、また10分に一度はゆるめる)

※ヘビに噛まれたときに絶対にやってはいけないこと

  • 「毒を口で吸う」は絶対にダメ!!口の傷口から毒が入るとより脳、心臓よりも近い部分に毒が入り危険です。
  • ナイフなどで傷を切り毒を出す、ヘビの毒は少量となるのであまり毒を出すことができません、むしろ化膿などのリスクがあるのでやめましょう

【山で遭遇したら危険な生き物:ハチ】被害件数ダントツ1位

蜂と一言でいっても日本だけでも4,200種以上がいるといわれています。ほとんどの蜂は害虫を食べてくり蜜の採取をしてくれたりと益虫(人間にとって有益な昆虫)と言われています。ハチを見かけても手で振り払うなど刺激を与えなければ刺してくることはほとんどありません。それでも蜂被害の死亡数は毎年20人前後で近年40年で2ケタをより少なくった年はなく、多い年だと70人以上の死者数がでている日本の生き物被害では断トツ1位の危険な生き物です。

人を刺す危険な蜂はスズメバチ。クマバチなどは体も大きいがおとなしい蜂

蜂にはミツバチやアシナガバチ、スズメバチなど多くの種類がいますが、その中で特に注意が必要なのがスズメバチです。スズメバチの中でも「オオスズメバチ」「キイロスズメバチ」「モンスズメバチ」は毒性も強く、攻撃性も高く毎年、死亡事故に繋がっている蜂です。

クマバチ、アシナガバチは体も大きく街中でも見かけることが多い蜂ですが、スズメバチに比べるとおとなしい性格で刺激しなければ積極的に刺してくることは少なく、毒性も少ないです。クマバチのように体に毛がある蜂はミツバチなどで危険なスズメバチと比べて危険は少ない。

毒性が強く毒の量も多い蜂界最強のオオスズメバチ

体長4㎝になもる大きなハチ、複数回 刺しことが可能で、巣の近くを通っただけでも刺すなど攻撃性が高い。木の根元や土の中にも巣を作るので、キャンプなどの際にうっかり近くにテントを立てないよう要注意。

特徴:頭が橙、胸が黒、腹が縞模様、足が黒
生息域:本州・北海道・四国・九州
活動時期:4月~10月

 

スズメバチの中でも被害件数がもっとも多いキイロスズメバチ

体長2㎝~3cmと比較的小型。肉食(昆虫などを食べる)で攻撃性が強く複数回刺しことが可能。スズメバチの中でも活動期間が長いので春先、秋などのキャンプ時も注意。

特徴:全体的に縞模様で黄色が強く見える
生息域:本州・北海道・四国・九州
活動時期:3月~11月

 

ハチには珍しい夜間も活動する危険なスズメバチ モンスズメバチ

体長2㎝~3cmと比較的小型。肉食(セミなどを食べる)樹液などに集まる。複数回刺しことが可能。夜間も活動する珍しい蜂で昆虫採取などで夜間に山、林などに行く際に注意が必要なのがこのハチです。

特徴:全体的に縞模様で黄色が強く見える
生息域:本州・北海道・四国・九州
活動時期:5月~10月

 

蜂は刺された後より、刺されないようにすることが大切

蜂が怖いのは毒自体よりも一度刺されたことがある人が引き起こすショック症状、アナフィラキシーショックというアレルギー反応が危険です。そのため刺されないようにすることが大切です。

蜂に刺されないようにする注意点まとめ

  1. 羽音が聞こえたら姿勢を低くする。
  2. 円を描くような飛行には巣が近くにある可能性があり、その場をすみやかにはなれましょう。
  3. 静かにゆくっりと行動する(うろ向きで逃げない)。大声や手を振り払うなどの行動をしない。
  4. 白や淡いピンクを基調とした服や帽子を着用する。(蜂は黒に攻撃性を示すので黒い服や頭などが狙われやすい)

【山で遭遇したら危険な生き物:クモ】日本に生息している危険な毒蜘蛛はこの3種

クモに刺されて命を落としてしまうというケースは世界的にも稀なケースですが、毒性が強く死亡事故になったクモが国内にいないわけではありません。また、場合によっては一命はとりとめたものの後遺症が残るなどの危険なクモ3種を紹介していきます。キャンプなどの山の中で刺されてしまうというケースは稀です。

クモに噛まれて死んでしまう人は1億人に1人もいない??

危険な動物の代名詞ともいえるタランチュラのイメージが強すぎて、毒グモというととても危険なイメージの生き物と思っている人が多いですが、実際は餌となる昆虫などをとらえるための毒を持っている程度のクモが多く哺乳類などに影響を与えるほどの毒を持っているクモは極めて少ないのが実体です。

世界的に見ても1年間にクモに刺されて命を落とすという人は数人程度で1億人に1人もいないというのが現状です。クモは臆病なこちらからなにかしない限り攻撃することはありません。また、万が一クモ刺されてしまっても数日で痛みがなくなることが多いです。

カバキコマチグモ

カバキコマチグモは日本だけでなく朝鮮半島など広い地域で生息しているクモです。ススキなどのイネ科の植物の葉を巻いて巣にするのでイネ科などの植物の多いところは注意が必要です。また、夜に行動が活発化するので夜などに草むらにいくと刺されてしまう危険が高いです。

 

 

セアカゴケグモ

セアカゴケグモは本来日本にはいないクモで、1995年に大阪で初めて見つかりました。外来種で現在日本の13都道府県で見つかっている。町中の道路わきの側溝やフェンス、ベンチなどで発見されている。驚かされると死んだふりをするなどおとなしい性質なので、素手で捕まえようとしない限り、咬まれることはほとんどない。毒性はメスのみが持つ。

 

ハイイロゴケグモ

セアカゴケグモと同様に、ハイイロゴケグモも本来日本にはいないクモでした。1995年に横浜でセアカゴケグモの調査中に発見されました。現在、日本の13都道府県で見つかっている。町中の道路わきの側溝やフェンス、ベンチなどで発見されている。驚かされると死んだふりをするなどおとなしい性質なので、素手で捕まえようとしない限り、咬まれることはほとんどない。毒性はメスのみが持つ。

 

【山で遭遇したら危険な生き物:イノシシ】野生に60万頭、鋭利な牙でふとももに突進

環境省の調査によると日本には野生のイノシシが60万頭もいるという。イノシシはオスもメスも牙を持ち年間40~50件ほどの怪我人や死亡事故に繋がっています。

イノシシの下から生えている下牙は非常に鋭く、高さも人間の急所や太い血管の通るふともも(内側)の高さめがけて突進や噛みついてくることがある危険の生き物です。

イノシシに遭遇したときの対処方法について

イノシシは本来臆病な動物なので人の気配を感じればイノシシの方から逃げるのが普通です。しかし、発情期(秋~冬)やウリボウ達がいるとき、興奮しているときなどは非常に攻撃的で要注意です。

イノシシに遭遇したときの対処法

ゆっくりと後ろず去り(走ったり、背を向けない)でその場を離れるようにしましょう。ゆくっりと木や物陰などに入りイノシシの視線から逃れるようにしましょう。傘を広げて身を隠すのも効果的です。牛とは異なり赤に興奮するなどの習性はないのでどんな色の傘でも大丈夫です。

やってはいけないこと

  • 走って逃げる。
  • 大きな音を出す。大声で威嚇する。
  • 棒や石を投げたり攻撃する。

 

キャンプの蚊やダニ対策グッズ3選

山や川にはクモ、ヘビの他にもダニや蚊などの危険な生き物がいます。虫除け対策が大切です。

山で蜂やクモ以外の危険な生き物

  • ダニ・・・蚊に次ぐ遭遇率の高い生き物でマダニなどは刺されると感染症リスクなども
  • アリ・・・「ヒアリ」「アカカミアリ」など毒性を持つ危険なアリも
  • 蚊・・・デング熱など感染症を媒介する危険な生き物。1,2か所刺されてもかゆい程度ですが多数を刺されると危険
  • ムカデ・・・蜂の次に危険な生き物とも呼ばれるムカデ。「トビズムカデ」などは体長20cmにもなり小鳥やネズミのような生き物まで餌とする危険なムカデ。

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画像:TRYL

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画像:L-Breath

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画像:L-Breath

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  • 日焼け防止にも

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