「最近、羽アリを見かけた」「床がなんとなくフカフカする気がする」——そんな小さな違和感から、シロアリ被害に気づく方は少なくありません。
シロアリは気づかないうちに家の内部を侵食し、放置すると修繕費が高額になるケースもあります。ただ、いざ駆除を依頼しようと思っても「どの業者を選べばいいの?」「料金はどれくらい?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
さらに中には高額請求や強引な契約を行う悪徳業者が存在するのも事実です。
この記事では安心して依頼できるおすすめのシロアリ駆除業者をはじめ、失敗しない選び方や料金相場、悪徳業者の見抜き方までわかりやすく解説します。
初めての方でも納得して依頼できるよう、ぜひ参考にしてください!
目次
シロアリの特徴は?

シロアリの好物
シロアリの「大好物」は、植物の主成分であるセルロースです。
ただ、何でもいいわけではなく好みや優先順位があります。
具体的にどのようなものを好んで狙うのか解説します。
- 柔らかい「春材」
木材には春から夏にかけて成長する白っぽくて柔らかい「春材(しゅんざい)」と、夏から秋に成長する硬い「晩材(ばんざい)」があります。
シロアリは圧倒的に柔らかい春材を好みます。年輪の硬い部分は食べ残し、柔らかい部分だけをスカスカに食べるのが彼らの食害の特徴です。 - 湿った木材や段ボール
シロアリ(特に日本に多いヤマトシロアリ)は乾燥に弱いため、水分を含んで柔らかくなった木材を好みます。
段ボールは実は木材以上にセルロースが凝縮されており、さらに湿気を吸いやすいためシロアリにとっては「最高のご馳走」です。また新聞紙・古本も好物です。 - 特定の樹種(マツやスギ)
マツ、スギ、ホワイトウッド(外来種の建材)などは比較的柔らかく、食べられやすい傾向にあります。
一方、ヒノキ、ヒバ、チークなどはシロアリが嫌がる成分(精油)を含んでいるため、比較的食べられにくいと言われています。 - 雑草や枯れ木
庭にある枯れた切り株や積み上げられたままの薪、放置された木製プランターなども絶好のターゲットです。
また意外なところでは雑草の根などもセルロースを含むため、これらを辿って家屋に侵入してくることもあります。
シロアリは光と乾燥に極端に弱い
シロアリにとって「光」と「乾燥」は命に関わる大きな弱点です。
シロアリ(特に働きアリ)は体が白く柔らかく、外側を守る硬い殻がありません。そのため皮膚がとても薄く、水分を保つ力も弱いのが特徴です。少しでも乾いた空気に触れると体内の水分がすぐに蒸発してしまい、弱ってしまいます。
またシロアリは暗い土や木の中で生活しているため視力がほとんどなく、光を感じると「外に出てしまった=危険」というサインとして認識します。このため本能的に光を避ける性質が強く、明るい場所にはほとんど出てきません。
唯一、春から初夏にかけて飛び出す「羽アリ」だけは光や乾燥に耐性を持っています。
日本で被害をもたらす主なシロアリの種類
日本で建物に深刻な被害をもたらすシロアリは主に3種類です。 これらはそれぞれ「住みか」や「加害のスピード」が異なるため、特徴を把握しておくことが重要です。
ヤマトシロアリ(日本全国に生息)
日本で最も広く分布し、被害件数が一番多い種類です。
湿った場所を好み、床下の土台や柱の根元、風呂場などの湿気が多い場所を重点的に攻撃します。自分たちの体から水分を補給する能力が低いため、基本的に「湿った木材の中」に巣を作り、そこを拠点に活動します。
イエシロアリ(主に関東以西の沿岸部)
世界最強クラスの加害力を持つ、非常に恐ろしい種類です。
数十万〜100万頭という大規模な群れ(コロニー)を作ります。自分で水を運ぶ能力があるため、乾いた屋根裏まで被害が及ぶこともあります。土の中に巨大な「本巣」を作り、そこから四方八方に蟻道を伸ばして家全体を食い荒らします。食べるスピードが非常に速いのが特徴です。
アメリカカンザイシロアリ(外来種・全国に点在)
近年、被害が拡大している「乾いた木(乾材)」を食べる外来種です。
わずかな水分だけで生きられるため、輸入家具や建材を通じて侵入します。土の中ではなく、乾いた木材の中に直接巣を作ります。 天井裏や柱、家具など家中の至る所に分散して住み着くため、駆除が非常に困難です。
シロアリ駆除業者おすすめ6選
| シロアリ110番 | 街角シロアリ駆除相談所 | サンキョークリーンサービス | シロアリ駆除のキャッツ | tecola | アサンテ | |
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| 対応エリア | 日本全国 | 埼玉・千葉・東京・神奈川・富山・石川・福井・岐阜・愛知・三重・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山 | 埼玉・千葉・東京・神奈川・茨城・栃木 | 北海道・青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・富山・石川・福井・岐阜・愛知・三重・山梨・新潟・長野・静岡 | 大阪府の全域・奈良県の北西部 兵庫県・京都府・滋賀県・和歌山県の一部 |
山形・宮城・福島・岡山・広島・愛媛・高知・佐賀・鹿児島・関東地方一帯・中部地方一帯・近畿地方一帯 |
| 駆除料金 | 1,320円/㎡〜 | 1,100円/㎡〜 | 2,333円/㎡〜 | 880円/㎡〜 | ・Sプラン:95,700円/1坪~9坪 ・Mプラン:129,800円/10坪~19坪 ・Lプラン:198,000円/20坪~29坪 ・XLプラン:231,000円/30坪~39坪 ※超過分は1坪当たり11,000円 |
調査後に見積もり提示 |
| 受付時間 | 24時間365日 | 24時間365日 ※電話の場合は8:00〜20:00 |
8:00〜20:00 ※土日祝も営業 |
9:00〜18:00 ※土日祝も営業 |
24時間365日 ※電話の場合は9:00〜18:00 |
電話の場合は8:30〜19:30 ※土日祝も営業 |
| 保証 | 5年保証 ※追加料金は発生しますが10年保証もあり |
5年保証 | 5年保証 | 5年保証 | 10年保証 | 5年保証 |
| 公式サイト | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
シロアリ110番

シロアリ110番は上場企業であるシェアリングテクノロジー株式会社が運営する、日本最大級のシロアリ駆除・予防の仲介サービスです。
自社で施工を行うのではなく全国の加盟店(駆除業者)と利用者をマッチングする仕組みを採用しており、280社以上の加盟店ネットワークを活かしてトラブルにも迅速に対応できるのが特徴です。
料金は1㎡あたり1,320円〜とかなりリーズナブル。低価格設定なため地元の工務店やハウスメーカーの見積が高いと感じた際の比較対象として非常に便利です。
また5年保証が通常付帯しており、さらにオプションで最長10年まで保証を延長することも可能です。
「とにかく安く、スピーディーに駆除したい」、「信頼できる地元の業者を自分で探す手間を省きたい」という方にオススメです。
| 駆除料金 | 1,320円/㎡〜 |
| 対応エリア | 日本全国 |
| 受付時間 | 24時間365日 |
| 保証 | 5年保証 ※追加料金は発生しますが10年保証もあり |
| 即日対応 | ○ |
| 日本シロアリ対策協会の加入 | × |
| 無料サービス範囲 | 事前調査 見積もり |
街角シロアリ駆除相談所

街角シロアリ駆除相談所はシロアリ110番と同様に全国の優良な駆除業者を紹介・仲介するサービスです。
これまでに8万件以上の駆除実績を持ち、満足度99%以上と高い評価を得ている信頼性の高いサービスとして知られています。単に最寄りの業者を紹介するのではなく、被害の状況や予算に応じて独自の審査基準をクリアした「本当に信頼できる1社」を厳選して提案してくれるのが特徴です。
また最短30分で駆けつけ可能としており、羽アリが大量発生するなどの緊急時にも迅速に対応してもらえます。施工後は5年間の保証が付くだけでなく、3年後には無料点検も実施されるためアフターフォローも充実しています。
さらに運営元である「街角相談所」はシロアリ駆除だけでなく、浮気調査や害獣被害、雨漏りなど、さまざまな住まいのトラブルに対応している点も特徴です。
| 駆除料金 | 1,100円/㎡〜 |
| 対応エリア | 埼玉・千葉・東京・神奈川・富山・石川・福井・岐阜・愛知・三重・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山 |
| 受付時間 | 24時間365日 ※電話の場合は8:00〜20:00 |
| 保証 | 5年保証 |
| 即日対応 | ○ |
| 日本シロアリ対策協会の加入 | × |
| 無料サービス範囲 | 現地調査 |
サンキョークリーンサービス

サンキョークリーンサービスは1997年創業・約26年の実績を持つ、誠実な対応と確かな技術力に定評のある害虫駆除業者です。
前述の仲介型サービスとは異なり、完全自社施工を採用しているのが特徴です。受付から現地調査、施工までをすべて自社スタッフが一貫して対応するため情報の行き違いがなく、スムーズで安心感のあるサービスが受けられます。さらに「しろあり防除施工士」が多数在籍しており、専門知識を持つスタッフが責任を持って工事を担当してくれる点も大きな強みです。
施工後のアフターサポートも充実しており、1年目・3年目・5年目に無料の定期点検を実施。また調査や見積もり訪問時の交通費や駐車場料金がかからないのも嬉しいポイントです。
シロアリ駆除だけでなく予防工事や新築時の防蟻処理、部分施工にも対応しているため、状況に応じた幅広い相談ができるのも魅力です。
| 駆除料金 | 2,333円/㎡〜 |
| 対応エリア | 埼玉・千葉・東京・神奈川・茨城・栃木 |
| 受付時間 | 8:00〜20:00 ※土日祝も営業 |
| 保証 | 5年保証 |
| 即日対応 | ○ |
| 日本シロアリ対策協会の加入 | ○ |
| 無料サービス範囲 | 現地調査 見積もり |
シロアリ駆除のキャッツ

シロアリ駆除のキャッツ は1975年創業の老舗企業で、半世紀にわたりシロアリ駆除や住宅リフォームを手がけてきました。施工実績は25万件以上にのぼり、長年蓄積されたデータをもとにした精度の高い診断力が強みです。
仲介サービスとは異なり調査から施工までを自社の社員が一貫して対応。平均勤続年数20年以上のベテランスタッフが担当するため、安定した技術力と安心感があります。
料金面でも魅力があり、1㎡あたり880円(税込)〜と大手業者や仲介サービスと比較してもリーズナブルな設定です。
さらに施工後は5年間の保証に加え、毎年1回、合計5回の無料点検を実施。多くの業者が5年に1回程度の点検にとどまる中、非常に手厚いアフターサポートといえます。
施工後も定期的にしっかり点検してほしい方にとって特におすすめできるサービスです。
| 駆除料金 | 880円/㎡〜 |
| 対応エリア | 北海道・青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・富山・石川・福井・岐阜・愛知・三重・山梨・新潟・長野・静岡 |
| 受付時間 | 9:00〜18:00 ※土日祝も営業 |
| 保証 | 5年保証 |
| 即日対応 | ○ |
| 日本シロアリ対策協会の加入 | ○ |
| 無料サービス範囲 | 現地調査 見積もり |
tecola

tecolaは大阪府を中心に兵庫・京都・滋賀など関西エリアで展開している、シロアリ・害虫駆除の専門企業です。
大きな魅力は、業界では一般的に5年保証が主流の中、最長10年の長期保証が用意されている点です。再施工の頻度が減ることで手間やコストの負担を抑えられ、長期的に見ても家計にやさしいサービスといえます。さらに予防工事を申し込んだ方には、防カビ処理が無料で付いてくるのも嬉しいポイントです。
また子育て世帯を対象とした「子育て支援割引」を導入しており、条件に応じて大きな割引が適用される場合もあります。加えて点検と施工を同日に行える「点検同日工事」サービスも人気で、立ち会いが一度で済むうえ割引が適用されることもあります。
頻繁な工事の手間を減らしたい方や小さなお子様がいるご家庭に特におすすめのサービスです。
| 駆除料金 | ・Sプラン:95,700円/1坪~9坪 ・Mプラン:129,800円/10坪~19坪 ・Lプラン:198,000円/20坪~29坪 ・XLプラン:231,000円/30坪~39坪 ※超過分は1坪当たり11,000円 |
| 対応エリア | 大阪府の全域・奈良県の北西部 兵庫県・京都府・滋賀県・和歌山県の一部 |
| 受付時間 | 24時間365日 ※電話の場合は9:00〜18:00 |
| 保証 | 10年保証 |
| 即日対応 | ○ |
| 日本シロアリ対策協会の加入 | × |
| 無料サービス範囲 | 初回点検 |
アサンテ

アサンテ は1970年創業のシロアリ駆除業界の大手企業で、東証プライムにも上場しています。これまでに一般家庭だけでなく企業・学校・医療施設などを含め、累計60万件以上の施工実績を誇ります。
専門資格を持つ調査員(しろあり防除施工士や蟻害・腐朽検査士)が在籍しており、住宅の状態を丁寧にチェックしたうえで被害状況に合わせた最適な駆除・予防プランを提案してくれるのが特徴です。最短30分で駆けつけてくれるスピード対応も安心できるポイントです。
さらに保証期間中は年1回の定期点検が受けられるため、施工後のフォロー体制も充実しています。
また築15年以下で被害がまだ進行していない住宅向けには、予防施工プラン「エコ割安心プラン」も用意されており、早めの対策を検討している方にもおすすめです。
| 駆除料金 | 調査後に見積もり提示 |
| 対応エリア | 山形・宮城・福島・岡山・広島・愛媛・高知・佐賀・鹿児島・関東地方一帯・中部地方一帯・近畿地方一帯 |
| 受付時間 | 電話の場合は8:30〜19:30 ※土日祝も営業 |
| 保証 | 5年保証 |
| 即日対応 | ○ |
| 日本シロアリ対策協会の加入 | ○ |
| 無料サービス範囲 | 床下診断 見積もり |
シロアリ駆除業者の選び方:6つの重要ポイント

シロアリ駆除業者はどこも似て見えますが、実は「選び方」で仕上がりや費用に大きな差が出ます。
失敗しないためのポイントをわかりやすく解説します。
- 「日本シロアリ対策協会」の加盟業者か
- 「しろあり防除施工士」が在籍しているか
- 「アフター保証」と「定期点検」はあるか
- シロアリ駆除に関する実績や口コミが豊富にあるか
- 見積もりが明確でわかりやすいか
- 過度な不安を煽る「当日契約」を迫らないか
「日本シロアリ対策協会」の加盟業者か
公益社団法人「日本シロアリ対策協会」は国土交通大臣の許可を得て設立された国内で最も権威のある団体です。
この協会に加盟している業者は協会が定めた「標準仕様書」に基づいた適正な工法を遵守し、認定された安全な薬剤を使用することが義務付けられています。
加盟業者であれば法律を無視した無理な工事や、人体に有害な薬剤を使用するリスクが極めて低くなります。
業者の公式サイトやパンフレットに協会のロゴマークがあるか、あるいは協会のホームページの会員名簿に記載があるかを必ず確認しましょう。
業界のルールを守る姿勢があるかどうかを判断する、最も客観的で信頼できる指標の一つといえます。
「しろあり防除施工士」が在籍しているか
「しろあり防除施工士」とは、前述の日本シロアリ対策協会が試験を行い、認定する専門資格です。シロアリの生態、建築構造、薬剤の知識、そして安全な施工技術を網羅したプロの証です。
シロアリ駆除は床下の狭い空間での繊細な作業が求められるため、知識不足の作業員が行うと駆除しきれなかったり、家の構造を傷つけたりする恐れがあります。契約前に実際に施工を担当する人がこの資格を持っているか、あるいは有資格者が現場を監督する体制になっているかを確認してください。
名刺や身分証で資格の有無を提示してくれる業者は技術力に自信を持って誠実に対応している証拠であり、安心して作業を任せられる基準となります。
「アフター保証」と「定期点検」はあるか
一般的な薬剤の有効期限に合わせて、多くの業者が「5年間の長期保証」を設定しています。
しかし重要なのはその中身です。万が一再発した際に「無料で再施工してくれるか」だけでなく、食害を受けた部位の「修復費用まで補償してくれるか」を必ずチェックしてください。
また保証期間中に毎年、あるいは数年おきに「無料の定期点検」がセットになっているかもポイントです。
シロアリは目に見えない場所から侵入するため、プロによる継続的なチェックが欠かせません。口頭での約束だけでなく、保証内容が明記された「保証書」の発行があるか、保証の適用条件(雨漏りが発生した場合は対象外など)はどうなっているかまで、事前に細かく確認しておくことが大切です。
シロアリ駆除に関する実績や口コミが豊富にあるか
実績の多さはそれだけ多くの現場を経験し、多様な建物の構造や被害状況に対応してきたノウハウがあることを示します。
特に地元で長く営業している業者はその地域のシロアリの種類や発生傾向に詳しいため、より的確なアドバイスが期待できます。また、インターネット上の口コミやGoogleマップの評価も参考になります。
ただし良い評価ばかりでなく「悪い評価に対して業者がどう返信しているか」も注目してください。トラブルが起きた際の対応の誠実さが透けて見えます。さらに近所での施工実績がある場合、実際の評判を聞ける可能性もあります。
過去の施工事例を写真付きで公開しているような透明性の高い情報発信を行っている業者を選ぶのが賢明です。
見積もりが明確でわかりやすいか
良心的な業者の見積書は項目が細分化されており、何にいくらかかるのかが一目でわかります。
「施工一式」といった曖昧な表記ではなく、薬剤の単価、施工面積(平米あたり)、養生費、交通費などが明記されているかを確認しましょう。
また追加料金の有無も重要です。「当日、被害が想定よりひどかった場合に別途費用がかかるのか」を事前に質問し、その回答も含めて書面に残してくれる業者は信頼できます。
逆に相場より極端に安い価格を提示し、工事当日になってから「補強が必要」などと言って高額な追加費用を請求する悪質な業者も存在します。
複数の業者から相見積もりを取り、単価だけでなく項目ごとの説明が腑に落ちるかどうかを比較検討してください。
過度な不安を煽る「当日契約」を迫らないか
「今すぐ工事しないと家が崩れる」「今日契約すれば半額にする」といった言葉で消費者の不安を煽り、冷静な判断をさせないまま即日契約を迫る手法は悪徳業者の典型的なパターンです。
シロアリ被害は急を要することもありますが、1日や2日の検討時間で家が倒壊することはありません。優良な業者は調査結果を写真や動画で見せながら論理的に説明し、家族で相談する時間を十分に与えてくれます。
一度冷静になり、他社の意見を聞く余裕を持たせてくれるかどうかが誠実な業者を見極める分かれ道です。
少しでも「強引だな」と感じたり説明に矛盾があったりする場合は、その場でのサインは絶対に避け、一旦引き取ってもらう勇気を持つことが失敗を防ぐ鍵となります。
シロアリ駆除業者を使うべきタイミング

シロアリは「気づいた時にはかなり進行している」ことが多いため、タイミングを逃さないことがとても重要です。
以下のようなサインや状況があれば、早めに業者へ相談するのがおすすめです。
- 羽アリを見かけたとき
- 床や柱に違和感があるとき
- 木材に異変があるとき
- 築5年以上で一度も対策していない場合
- 湿気が多い環境にある
羽アリを見かけたとき
家の周辺や室内で羽アリが大量に発生しているのを見かけた場合はすぐに業者へ相談すべきサインです。
シロアリは巣が大きくなると新しい巣を作るために一部が羽アリとなって飛び立ちます。つまり羽アリが出ている時点で、すでに建物のどこかに大きな巣がある可能性が高いということです。
発生時期の目安としてはヤマトシロアリは4〜5月の昼間、イエシロアリは6〜7月の夜に多く見られます。
「ただの虫」と軽く考えて放置せず、発生した場所や羽アリの死骸、落ちた羽を残したうえで専門業者に調査を依頼しましょう。特に室内で見つかった場合は壁の中や床下で被害が進んでいる可能性が高く、早めの対応が重要です。
床や柱に違和感があるとき
歩いたときに床が「フカフカ」と沈み込むような感触があったり、特定の場所でキシキシと異音がしたりする場合、シロアリが床下の土台や根太(ねだ)を食い荒らしている恐れがあります。
シロアリは木材の内側から食べるため、見た目は無事でも中がスカスカになり強度が著しく低下します。
また柱を叩いたときに、他の場所とは違う「コンコン」という軽い空洞音がする場合も要注意です。これは内部が食害されている典型的な兆候です。建付けが悪くなり、ドアや引き戸の開閉が急にスムーズにいかなくなった場合も、家の骨組みが歪み始めているサインかもしれません。
こうした「住み心地の変化」は気のせいと思わず、専門的な診断を受けるべきタイミングです。
木材に異変があるとき
庭の切り株やウッドデッキ、家の基礎付近に置いてある木材に茶褐色の泥で作られたトンネルのような筋(蟻道:ぎどう)が付着していませんか。
シロアリは光と乾燥を嫌うため、この蟻道を作って移動します。これを見つけたら現在進行形でシロアリが侵入している証拠です。
また木材の表面に小さな穴が開いていたり、そこから砂粒のような糞(ふん)が落ちていたりする場合、外来種のアメリカカンザイシロアリが潜んでいる可能性があります。特にこの種は乾燥した木材を好むため、天井裏や家具などもターゲットになります。
蟻道や謎の粉末を発見した際は決して自分で壊したり殺虫剤を撒いたりせず、そのままの状態でプロに経路を特定してもらうのが確実です。
築5年以上で一度も対策していない場合
新築時に行われるシロアリ予防の薬剤散布ですが、その有効期限は一般的に「5年間」とされています。
現在主流の薬剤は環境負荷を抑えるために、約5年で自然分解されるように作られているからです。
つまり築5年を過ぎた家はシロアリに対するバリアが消え、無防備な状態になっているといえます。
シロアリは1年中活動しており、いつ侵入してもおかしくありません。目に見える被害が出てからでは修繕費が数百万円にのぼることもありますが、予防であればその数分の一のコストで済みます。
特に「前回の消毒から5年以上経っている」という場合は、シロアリを寄せ付けないための「健康診断」として業者を呼ぶべきベストな周期です。
湿気が多い環境にある
シロアリは湿った環境を何よりも好みます。
お風呂場やキッチン、トイレなどの水回りは湿気がこもりやすく、漏水などが起きているとシロアリにとっての「絶好の餌場」となります。
また床下の換気が悪くカビ臭い場所や、庭の風通しが悪く常に土が湿っているような環境も要注意です。
近隣でシロアリ駆除を行っている家がある場合、逃げ出したシロアリが湿り気を求めて自分の家に移ってくることもあります。
「うちは水漏れしている」「床下が常に湿っている気がする」といった自覚がある場合はシロアリに目を付けられる前、あるいは被害が広がる前に湿気対策を含めた点検を業者に依頼することで、家を長持ちさせることができます。
シロアリ駆除の費用相場

シロアリ駆除の費用は「どれくらいが普通なのか」がわかりにくいですが、実はある程度の目安があります。
全体の目安
一般的な戸建て住宅(30坪・約100平米)を想定した場合、総額の目安は以下の通りです。
相場:15万円 〜 30万円程度
この金額には薬剤代、人件費、養生費、5年間の保証料が含まれるのが一般的です。
ただしすでに深刻な食害があり、柱の補修や補強工事が必要な場合はこれに数十万円単位の追加費用がかかることがあります。
単価で見ると
業者によって「平米単位」か「坪単位」での表記が分かれます。
・1平米(㎡)あたり:1,200円 〜 3,500円
・1坪(3.3㎡)あたり:4,000円 〜 10,000円
※バリア工法の場合
大手ハウスメーカー系やテレビCMを行っている大手業者は広告宣伝費や保証の手厚さから単価が高め(坪8,000円〜)になりやすく、地元の専門業者は比較的安価(坪4,000円〜)に設定されている傾向があります。
工法別の費用目安
「バリア工法」と「ベイト工法」では、料金体系そのものが異なります。
◎バリア工法
- 費用構造: 基本的に「面積 × 単価」の一括払い。
- 5年間の総額目安: 15万円 〜 25万円程度。
◎ベイト工法
- 費用構造: 初回の「設置費用」+ 毎年の「管理維持費(点検料)」がかかります。
- 5年間の総額目安: 25万円 〜 40万円程度。
シロアリ駆除の主な工法(バリア工法・ベイト工法)

シロアリ駆除でよく使われる代表的な方法が「バリア工法」と「ベイト工法」です。
どちらも効果はありますが仕組みや向いているケースが大きく違うので、しっかり理解して選ぶことが大切です。
バリア工法(薬剤散布工法)
最も一般的で歴史のある駆除方法です。
建物の床下や基礎、木材に薬剤を散布し、シロアリを寄せ付けない“防御の壁(バリア)”を作る方法です。
◎メリット
- 即効性がある:散布したその場からシロアリを死滅・忌避させることができます。
- 費用が安い:1回の施工で完了するため、費用を抑えられます。
- 予防効果が確実:薬剤の壁を作るため、シロアリがその場所を通ろうとすれば死滅します。
◎デメリット
- 薬剤の臭い:薬剤を直接撒くため、人やペットがニオイや成分に敏感な場合は配慮が必要です。
- 施工できない場所がある:床下の狭い場所など、物理的に薬剤が届かない隙間から侵入されるリスクあり。
- 効果に「有効期限」がある:薬剤が分解されるため、5年おきの再施工と費用が欠かせません。
ベイト工法(毒餌工法)
シロアリの習性を利用した比較的新しい駆除方法です。
建物の周囲に「ステーション」と呼ばれる小さな容器を埋め込み、その中に毒餌(ベイト剤)を入れます。働きアリが毒餌を巣へ持ち帰り、女王アリや他の仲間にも分け与えることで巣ごと壊滅(全滅)させます。
◎メリット
- 安全性が極めて高い:薬剤を散布しないためニオイがなく、子供やペット、アレルギー体質の方にも安心。
- 巣を根絶できる:毒餌を仲間に分け与える習性を利用し、根源である「巣」を根絶できます。
- 建物を傷つけない:外周の土に容器を埋めるのが主なので、床下作業や壁への穴あけが不要。
◎デメリット
- 即効性がない:シロアリが餌を見つけて効果が出るまで時間がかかるため、緊急の駆除には不向き。
- トータルコストが高め:専門家による定期点検と餌の補充が必要なため、管理費用が継続的に発生します。
- シロアリが餌に気づかないことも:シロアリが必ずしも設置した餌を見つけるとは限らず、その間に被害が進む恐れあり。
失敗しないための注意点

優良業者を見極め、納得のいく工事にするために以下のポイントを確認しましょう。
- 必ず相見積もりを取る
- 見積もり内容を細かく確認する
- 保証内容をチェックする
- その場で契約しない
- 安さだけで選ばない
必ず相見積もりを取る
シロアリ駆除には定価がなく、業者によって価格設定や調査の精度が大きく異なります。
そのため最低でも2〜3社から「相見積もり」を取ることが鉄則です。
複数の業者に家を見てもらうことである業者は「異常なし」と言い、別の業者は「深刻な被害がある」と言うような判断のバラつきに気づくことができます。
また他社の見積もりがあることで価格交渉の材料になるだけでなく、担当者の専門知識や説明の丁寧さを比較する目が養われます。
1社だけで決めてしまうとその価格や工事内容が妥当かどうかを客観的に判断する術がなくなるため、必ず比較検討の時間を持つようにしましょう。
見積もり内容を細かく確認する
見積書を受け取ったら総額だけでなく「内訳」を厳しくチェックしてください。
「工事一式」という大まかな表記ではなく、施工面積、使用する薬剤の商品名、㎡あたりの単価、養生費や交通費が明記されているかを確認します。特に注意したいのがシロアリ駆除とは直接関係のない「床下換気扇」や「調湿材」といった高額なオプションが勝手に入っていないかという点です。
また当日になって「思ったより被害がひどいので追加料金が必要」と言われないよう、追加費用の発生条件についても事前に書面で明確にしてもらうことが大切です。
不明な項目があれば納得いくまで質問し、曖昧な回答をする業者は避けるべきです。
保証内容をチェックする
シロアリ駆除の保証は通常5年間ですが、その「質」に注目してください。
確認すべきポイントは万が一再発した際の「無償再施工」だけでなく、再発によって建物がダメージを受けた際の「建物修復補償(損害賠償保証)」がついているかどうかです。
修復補償があれば数百万かかることもある家の修理代をカバーできるため安心感が違います。さらに保証期間中にプロが無料で「定期点検」に来てくれるかも重要です。
口頭での「大丈夫です」という約束はトラブルの元になるため、必ず「保証書」のサンプルを事前に見せてもらい、適用除外条件(雨漏りがある場合は対象外など)を含めて書面で確認しておくことが失敗を防ぐ鍵となります。
その場で契約しない
「今すぐやらないと家が傾く」「今日契約すれば半額にする」といった言葉で即日契約を迫る業者は要注意です。
シロアリ被害は急を要することもありますが、数日の検討時間で家が倒壊することはありません。こうした手法は消費者に他社と比較させないための典型的な悪徳業者の手口です。
優良な業者は自社の技術と価格に自信を持っているため、家族で相談したり他社と比べたりする時間を快く与えてくれます。
どんなに熱心に勧められてもその場では印鑑を押さず、「一度家族と相談します」と伝えて一旦冷静になる時間を作りましょう。その場の雰囲気に流されず、自分のペースで判断することが最大の自己防衛になります。
安さだけで選ばない
見積もりが他社より極端に安い場合、そこには必ず理由があります。
本来必要な薬剤の量を薄めて使ったり、散布すべき場所に薬剤が届いていない「手抜き工事」をされたりするリスクが潜んでいます。
シロアリ駆除の費用の大半は確実な作業を行うための「人件費」と、国に認可された安全で効果の高い「薬剤費」です。これらを極端に削っている業者は数年後に再発する可能性が高く、結果として再工事や修繕費で高くついてしまうケースが多々あります。
「安物買いの銭失い」にならないよう安さの理由が明確か、施工実績やアフターフォローがしっかりしているかを総合的に判断し、価格に見合った「品質」を選ぶ姿勢が大切です。
シロアリ駆除でよくある悪徳業者の特徴

以下のような特徴がある業者はその場での契約を避け、慎重に判断する必要があります。
- 突然の訪問営業(無料点検の持ちかけ)
- 過度に不安を煽る言動
- 大幅な「当日限定」の値引き
- 次々と別の契約を迫る
突然の訪問営業(無料点検の持ちかけ)
アポなしで自宅を訪れ、「近所で工事をしている」「床下を無料で点検します」と持ちかけるのは悪徳業者の典型的な入り口です。
彼らの目的は床下に入り込むことでわざと持ち込んだシロアリの死骸を見せたり、健全な柱を傷つけて「被害がある」と捏造したりすることがあります。
本来信頼できる業者は飛び込み営業をしなくても紹介やリピート、自社広告で依頼が埋まっています。「無料」という言葉で警戒心を解き一度床下に入れてしまうと、強引な勧誘を断るのが難しくなります。
見知らぬ業者の突然の訪問には「間に合っています」とはっきり断り、家の中や床下に絶対に入れないことが最大の防御です。
過度に不安を煽る言動
点検後、撮影した写真や動画を見せながら「今すぐやらないと家が崩れる」「地震が来たら真っ先に倒壊する」など恐怖心を植え付けるような言動を繰り返すのも特徴です。
シロアリ被害は早めの対策が必要ですが、数日で家が倒壊するような急激な変化は起こりません。専門用語を並べ立てて「手遅れになる」と強調し、冷静な判断力を奪うのが彼らの狙いです。
本当に深刻な状況であれば優良な業者は客観的な事実に基づき、淡々と修繕プランを提案してくれます。
根拠のない言葉でパニックに陥れようとする業者は顧客の利益よりも契約を優先している可能性が高いため、その場での判断は避け、第三者の意見を仰ぐべきです。
大幅な「当日限定」の値引き
見積もりを提示した直後に「今、この場で契約してくれるなら半額にする」「今日ならキャンペーンで10万円安くなる」と、大幅な値引きを提示して即決を迫る手法です。
シロアリ駆除の適正価格は薬剤代や人件費から算出されるため、本来数十万円単位の値引きができるはずがありません。
こうした業者は最初から法外な高値を設定しておき、大幅に値引いたように見せて「お得感」を演出しているに過ぎません。
他社と比較検討されるのを防ぐために「当日限定」という期限を設けているのです。誠実な業者は根拠のある適正価格を提示し、顧客がじっくりと比較・検討する時間を奪うようなことは決してしません。
次々と別の契約を迫る
シロアリ駆除の契約が取れるとさらに「床下の湿気がひどいのでカビが生える」「基礎が弱っている」などと言い出し、床下換気扇や調湿材、さらには家全体の耐震補強工事などを次々と提案してくるパターンです。
これらは「次々販売」と呼ばれ、一つの不安を解消した後に別の不安を植え付けることで最終的に数百万円もの高額な契約を結ばせる悪質な手口です。
シロアリ駆除に付随するオプションがすべて不要とは限りませんが、必要以上に多くの設備を売り込もうとする業者は警戒が必要です。
本当に必要な工事かどうか、建築士や別の専門業者など利害関係のない第三者に診断を依頼し、冷静に見極める必要があります。
シロアリ駆除に関するよくある質問

残念ながら駆除後でも再発生する可能性はゼロではありません。
主な理由は2つあります。
1つは薬剤の「有効期限切れ」です。現在の薬剤は約5年で分解されるため、期限を過ぎるとバリアが消え、新たな群れが侵入しやすくなります。
もう1つは「施工の死角」です。床下の極端に狭い場所や壁の内側など薬剤が物理的に届かなかった隙間を縫ってシロアリが侵入することがあります。また雨漏りや配管の結露などで木材が常に湿っていると、シロアリを呼び寄せる強力な原因となります。
再発を防ぐには5年ごとの再施工に加え、定期点検で「蟻道」などの兆候を早期に発見することが極めて重要です。
市販の薬剤での「一時的な対処」は可能ですが、完全な「駆除・予防」をDIYで行うのは非常に困難です。
シロアリは光を嫌い、壁の中や床下深くの目に見えない場所に潜んでいます。素人が見える範囲だけに殺虫剤を撒くと、生き残ったシロアリが警戒してさらに奥深くへ逃げ込み、被害を拡大させてしまう「逆効果」になることも少なくありません。
また床下に潜っての作業は防護服の着用や専門的な噴霧器が必要な上、酸欠や化学物質への接触といった危険も伴います。
家全体の強度に関わる問題であるため、確実な根絶と5年間の保証を考えればプロに任せるのが最も経済的で安全な選択です。
現在のシロアリ駆除で使用される薬剤は人間やペット(哺乳類)に対しては安全性が極めて高く、環境負荷の少ないものが主流となっています。
これらはシロアリ特有の生態にのみ作用するよう設計されており、かつてのような強い刺激臭もほとんどありません。特に「ベイト工法(毒餌)」を選べば、薬剤を散布しないため、アレルギー体質の方やハイハイをする赤ちゃんがいる家庭でもより安心です。
ただし薬剤散布を行う「バリア工法」の場合、施工直後の換気は必要です。
不安な場合は公益社団法人「日本シロアリ対策協会」の認定薬剤を使用しているか業者に確認し、当日の立ち会いについても事前に相談しておくと良いでしょう。
現在のシロアリ駆除剤は環境保護の観点から「5年程度で自然分解される」ように作られています。
かつての薬剤は10年以上効果が続きましたが、土壌汚染や健康被害のリスクがあったため、現在は製造が禁止されています。そのため物理的に「5年」がバリアの寿命と考え、定期的な再施工を行うのが家の寿命を延ばす最も確実な方法です。
「まだ被害がないから大丈夫」と放置した結果、気づかないうちに土台がスカスカになり数百万円の修繕費がかかるケースは珍しくありません。5年ごとの再施工は自動車の車検と同じように、大切な資産を守るための必要経費として捉えるのが賢明です。
「うちはコンクリートだからシロアリは来ない」という考えは、非常に危険な誤解です。
シロアリはコンクリートそのものを食べることはありませんが、わずかな「ひび割れ」や「配管の隙間」を縫って家の中にある木材(内装の柱、ドア枠、畳、床材など)を狙って侵入してきます。さらに一部のシロアリは強力な顎でコンクリートをかじって穴を開けることすらあります。
また断熱材として使われる発泡スチロール類は、シロアリにとって加工しやすい「格好の通り道」になりやすいのが現実です。
構造に関わらず家の中に「木」や「紙(段ボールなど)」がある以上、RC造であっても定期的な点検と予防策は欠かせません。
集合住宅でシロアリが発生した場合、費用の負担先は「発生場所」と「規約」によって決まります。
- 賃貸物件:原則として大家さん(オーナー)の負担です。入居者の不注意(大量の木材を放置した等)がない限り、建物の維持管理責任は貸主側にあります。
- 分譲マンション:玄関先や共用部の構造材から発生した場合は管理組合の負担となります。
ただし専有部分(部屋の内部の家具など)で発生した場合は、区分所有者(本人)の負担になるのが一般的です。
まとめ

シロアリ駆除は決して安い買い物ではないからこそ、業者選びがとても重要です。
料金の安さだけで判断してしまうと十分な効果が得られなかったり、後から追加費用が発生したりとかえって負担が大きくなる可能性もあります。
今回ご紹介したように、料金の明確さや保証内容、実績や対応の丁寧さなどをしっかり比較することが、失敗を防ぐポイントです。
また悪徳業者に共通する特徴を事前に知っておくだけでも、トラブルを避けやすくなります。
大切なのは焦って1社に決めるのではなく、複数社から見積もりを取り、納得した上で依頼することです。
安心して住まいを守るためにもまずは信頼できる業者への相談から始めてみてください!