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三島村〜黒島・硫黄島・竹島〜で絶対行くべき観光スポットと旅行におすすめシーズンを紹介!アクセス方法や注意点も

鹿児島県の南に浮かぶ「三島村」は黒島・硫黄島・竹島の3つの島からなる、自然豊かな離島エリアです。透き通る海や満天の星空、手つかずの大自然が広がっており、都会では味わえないゆったりとした時間を過ごせます。

島ごとに魅力が異なり、黒島ではのどかな牧場風景や絶景スポット、硫黄島では迫力ある火山景観や秘湯感あふれる温泉、竹島では静かな島時間や南国らしい景色を楽しめるのが特徴です。観光地化されすぎていないため、「本当に自然を楽しめる離島に行きたい」という方にもぴったり。
一方でフェリー移動や宿泊施設の少なさなど、事前に知っておきたいポイントもあります。

この記事では三島村で絶対に行きたい観光スポットをはじめ、おすすめシーズンやアクセス方法、旅行時の注意点までわかりやすく紹介します。
次の旅行先として、ぜひ三島村をチェックしてみてください!

 

目次

三島村の基本情報

三島村は鹿児島県の南西部に位置する離島地域で、「黒島」「硫黄島」「竹島」の3つの有人島で構成されています。どの島も自然が豊かで、観光地化されすぎていない“本来の離島らしさ”を感じられるのが魅力です。

黒島の地理と地形

黒島は三島村の中で最も人口が多い島で、のどかな牧場風景や自然豊かな景観が広がっています。
名前の由来は島を覆う黒っぽい火山岩からきていると言われています。

  • 面積:15.37㎢
  • 周囲:20.1km
  • 人口:約180人

古い火山島であり、三島村最高峰の「櫓岳(標高622m)」をはじめ険しい山々が連なります。
竹島や硫黄島とは対照的に島全体が深い森林(シイ・カシなど)に覆われており、地形が極めて急峻なため、集落は北東部の「大里(おおざと)」と南西部の「片泊(かたどまり)」の2ヶ所に分かれています。
この険しい山々が雨水を蓄えるため、水資源が非常に豊富なのも地形的特徴の一つです。

硫黄島の地理と地形

硫黄島は活火山「硫黄岳」を有する火山島で、独特な景観が魅力です。島全体に火山のエネルギーを感じられ、温泉も有名です。

  • 面積:11.65㎢
  • 周囲:14.5km
  • 人口:約110人

標高703mの活火山「硫黄岳」が島の中央北寄りにそびえ立ち、常に噴煙を上げています。
硫黄岳の山肌は硫黄の結晶で黄色く見え、海岸付近から湧き出す温泉成分によって港の海水が赤茶色や黄緑色に染まる独特の景観を持っています。
平地は南西部の飛行場跡周辺に広がっており、集落もその付近に集中しています。

竹島の地理と地形

竹島は三島村の中で最も小さな有人島で、穏やかで落ち着いた雰囲気が特徴です。緑が多く、ゆったりとした島時間を感じられます。

  • 面積:4.20㎢
  • 周囲:12.8km
  • 人口:約60人

標高が低く全体的に平坦な地形をしており、最高地点でも220mです。島全体がリュウキュウチク(大名竹)の密林に覆われているのが最大の特徴で、風を遮る竹林が独特の景観を作り出しています。
海岸線は険しい崖が多いものの、港周辺には美しいエメラルドグリーンの入り江が広がっています。

 

気候の特徴

三島村(竹島・硫黄島・黒島)の気候は、一言で言えば「極めて温暖で雨が多い、亜熱帯的海洋性気候」です。

年間平均気温は約19〜20℃前後と高く、冬でも氷点下になることは滅多にありません。夏は海風があるため猛暑日(35℃以上)になることは少ないですが、湿度が非常に高く、南国特有の強い日差しが照りつけます。
また三島村から屋久島にかけてのエリアは非常に雨が多いことで知られています。特に梅雨時期や台風シーズンには、バケツをひっくり返したような猛烈な雨が降ることが珍しくありません。

気候の影響でフェリーが止まる可能性があるため、島を訪れる際は「1〜2日程度スケジュールが延びても大丈夫なゆとり」を持って計画を立てるのが、三島村を楽しむコツです。

三島村の魅力

三島村には本土から離れた離島ゆえに守られてきた神秘的な歴史と、厳しい自然が育んだ至高の幸が息づいています。

歴史文化の面では平家物語に記された俊寛僧都の流刑伝説や安徳天皇の潜伏説といった歴史ロマンが今も語り継がれ、島々の史跡が往時を偲ばせます。
また硫黄島を中心に響き渡るアフリカの太鼓「ジャンベ」のリズムや、国の重要無形民俗文化財であり異形の仮面神が登場する「メンドン(八朔踊り)」など、古来の信仰と現代の国際交流が融合した唯一無二の文化が最大の魅力です。

こうした伝統と共に島の人々を支えるのが「島の恵み」です。
竹島で採れるアクのない最高級の「大名竹(タケノコ)」や、豊かな牧草地で育つ良質な黒毛和牛「三島牛」、そして黒島の清らかな水と島産のサツマイモから造られる希少な本格焼酎「みしま村」など、この地でしか味わえない贅沢な食文化が訪れる人の心と身体を深く満たしてくれます。

 

三島村(黒島・硫黄島・竹島)のアクセス方法

三島村(竹島・硫黄島・黒島)へのアクセスは鹿児島市から運航されている定期船「フェリーみしま」を利用するのが唯一の一般的な手段です。
また硫黄島へは鹿児島空港からの空路もありますが、現在は条件付きの運航状況となっています。

◎フェリー:定期船「フェリーみしま」

鹿児島本港(南埠頭)から週に約4便運航されています。

【ルートと所要時間】
鹿児島港(9:30発)
↓(約3時間)
竹島(12:30着)
↓(約40分)
硫黄島(13:25着)
↓(約70分)
黒島・大里(14:50着)
↓(約30分)
黒島・片泊(15:35着)

通常は「1泊2日便」として運航され、初日に各島を回って黒島で1泊し翌朝に逆の順序で鹿児島へ戻ります。
日帰り往復便が設定される日もあります。

【運賃】

  • 2等:3,660円(大人)
  • 1等:7,330円(大人)
    ※小人は半額

スケジュールは2ヶ月前に決定されますが、天候や海上の状況により欠航や変更が非常に多いため、出発前に必ず三島村公式サイトや自動音声案内(099-222-3141)で運航状況を確認してください。

◎航空機(新日本航空)

鹿児島空港から硫黄島までの定期便が設定されています。

  • 所要時間:約50分
  • 運賃:片道 30,000円

2023年6月より硫黄島飛行場の点検・整備のため、当面の間運休となっています。
利用を検討される場合は、新日本航空(NJA)公式サイトで最新の再開状況をご確認ください。

 

三島村(黒島・硫黄島・竹島)の観光・旅行におすすめのシーズンはいつ?

三島村(竹島・硫黄島・黒島)への旅行・観光におすすめのシーズンは、目的によって異なりますが、一般的には「春(4月〜5月)」と「秋(10月〜11月)」がベストシーズンと言えます。

おすすめ:春(4月〜5月)・秋(10月〜11月)

気候が穏やかで、島の豊かな自然を楽しむのに最も適した時期です。

黒島でのトレッキングや硫黄島の坂道を自転車や徒歩で巡るのに暑すぎず寒すぎず、快適に過ごせます。
また海辺にある「東温泉」(硫黄島)など、野外の露天風呂を楽しむのにちょうど良い気温です。さらに比較的海が穏やかな日が多く、ダイビングや釣りなどのアクティビティにも向いています。

アクティビティ重視なら:夏(7月〜8月)

南国らしい雰囲気を最大限に味わえるシーズンです。

マリンアクティビティ(海水浴、シュノーケリング)に最適で、夏祭りやイベントが開催されることもあり、島が賑わいます。
ただし台風の影響を機にする必要があり、一度台風が来るとフェリーが数日間欠航し、島から出られなくなる、あるいは島に渡れないリスクが高まります。

冬(12月〜2月)

観光客が少なく、静かに島時間を過ごしたい場合に向いています。

空気が澄んでおり、星空が非常に美しく見えます。一方で風が強くフェリーが欠航しやすくなることも。気温自体は本州より暖かめですが、海風で寒く感じる場合があります。
「人の少ない時期にゆっくり過ごしたい」という方にはおすすめです。

 

三島村(黒島・硫黄島・竹島)の季節ごとのおすすめ観光スポット

春(3月〜5月)

馬方踊り【竹島】

馬方踊り(まかたおどり)は享保11年(1726年)頃から受け継がれている、疱瘡(天然痘)などの伝染病鎮静を祈願する伝統芸能です。

毎年1月21日・22日に聖神社で奉納される貴重な無形民俗文化財で、馬に華やかな鈴掛を付け、色鮮やかな衣装をまとった踊り手たちが独特のリズムに合わせて舞を披露します。

現在でも地域行事や祭りの際に披露されることがあり、竹島の大切な伝統文化として今なお受け継がれています。

黒尾大明神社【黒島】

出典元:鹿児島県神社庁

黒尾大明神社は黒島の大里(おおざと)地区にある、島の守り神として古くから信仰を集めている神社です。

島内に点在する神社の中でも特に格式が高いとされており、巨木が生い茂る参道には足を踏み入れた瞬間に空気が変わるような神秘的な雰囲気が漂っています。
毎年9月10日には例祭が執り行われ、地域の大切な伝統行事として受け継がれています。

また集落から少し離れた山側に位置しているため、訪れる際は歩きやすい靴で向かうのがおすすめです。

黒島平和公園【黒島】

出典元:鹿児島県観光サイト

黒島平和公園は戦争の悲しい歴史を後世へ伝え、平和への祈りを込めて整備された公園です。

太平洋戦争末期には黒島近海で特攻機や軍艦による被害が数多く発生しました。黒島平和公園は犠牲となった若き特攻隊員や乗員、そして戦火に巻き込まれた人々を慰霊するために造られた場所です。

園内には「特攻平和観音像」が建立されており、周囲には静かで厳かな空気が漂っています。また高台に位置しているため、美しい海を一望できる景観も魅力のひとつです。

平等大慧会妙塔【黒島】

出典元:平等大慧会

平等大慧会妙塔は島民が日々の暮らしの中でいただいた動植物の命を供養し、平和への祈りを込めて建立された宗教施設です。

鮮やかな赤色と中国風の建築様式が特徴的で、黒島の自然の中でもひときわ目を引く存在となっています。周辺は整備された広場になっており、静かで落ち着いた雰囲気の中でゆっくり見学することができます。

みしま焼酎無垢の蔵【黒島】

出典元:焼酎プロジェクト

みしま焼酎 無垢の蔵は島内で栽培されたサツマイモ「ベニオトメ」を使用し、本格焼酎を製造している焼酎蔵です。

三島村が運営する“村営”の焼酎蔵という全国的にも珍しい形態を採用しており、島の豊かな自然や水、大地の恵みを活かした焼酎づくりが行われています。
ここで造られる焼酎「みしま村」は、島ならではの風土を感じられる一品として人気があります。施設は2018年に完成した比較的新しい蔵で、事前予約を行えば見学できる場合もあります。

また島内限定ラベルの商品が販売されることもあり、三島村ならではのお土産探しにもおすすめのスポットです。

 

夏(6月〜8月)

籠港(こもりこう)【竹島】

出典元:鹿児島県観光サイト

オンボ泊港は竹島の北側に位置する、断崖絶壁に囲まれた入り江にある港です。

周囲を取り囲む切り立った崖は迫力があり、竹島のダイナミックな自然を間近で感じることができます。また海の透明度は非常に高く、太陽の光を受けてエメラルドグリーンに輝く海面は、まるで秘境のような美しい景観を生み出しています。

現在のメイン港である竹島港とは別の場所にあり、主に漁船の避難港として利用されています。以前ご紹介したオンボ崎と並び、竹島の雄大で力強い自然を体感できるスポットです。

八朔太鼓踊り【硫黄島】

出典元:鹿児島県観光サイト

八朔踊りは硫黄島に古くから伝わる、勇壮かつ華やかな伝統芸能です。
毎年旧暦8月1日・2日に行われる神事で、豊作や島民の無病息災を祈願し島内の神社や各所で奉納されます。

色鮮やかな衣装をまとった踊り手たちは「矢旗(やばた)」と呼ばれる大きな飾りを背負い、腹に抱えた太鼓を打ち鳴らしながら力強く踊ります。その迫力ある舞は硫黄島を代表する伝統文化のひとつとして知られています。

また踊りが終盤を迎える頃には、異様な面を身に着けた「メンドン(悪魔払いの神)」が登場します。メンドンは見物人を追いかけ回しながら悪魔払いを行い、島独特の神秘的で迫力ある雰囲気を生み出します。

黒島の滝【黒島】

黒島の深い森の中に静かに佇む、神秘的な雰囲気を持つ滝です。

島の原生林から湧き出た清流が岩肌を伝って流れ落ちる景観は美しく、黒島ならではの豊かな自然と生命力を感じられる癒やしのスポットとなっています。

周辺には貴重な植物も多く見られ、ジオパーク的な価値の高いエリアとしても知られています。

ただし一部足場の悪い場所もあるため、訪れる際は歩きやすい靴や動きやすい服装で向かうのがおすすめです。

黒島の盆踊り【黒島】

出典元:三島村・鬼界カルデラジオパーク

黒島の盆踊りは黒島の夏を彩る、島民総出で行われる伝統行事です。

毎年お盆の時期(8月14日〜16日頃)に開催され、先祖供養のための踊りとして、大里地区と片泊地区それぞれの集落で大切に受け継がれています。
踊りの中には踊り手が頭に手ぬぐいを巻いて舞う「弓踊り」などがあり、太鼓や唄に合わせて輪を描くように踊る姿が特徴です。

これらの踊りは病気や災害などで亡くなった人々の霊を鎮めTE慰める意味が込められており、薩摩半島や薩南諸島に伝わる古い盆踊りの形態を今に残す、非常に貴重な伝統芸能として知られています。

秋(9月〜11月)

恋人岬【硫黄島】

出典元:鹿児島県観光サイト

恋人岬は硫黄島の南側に位置する、東シナ海を一望できる絶景の展望スポットです。

「訪れたカップルは結ばれる」と言われる伝説の場所として知られており、展望デッキに設置された「しあわせの鐘」は多くの旅行者が記念に鳴らしていく人気スポットとなっています。

また夕暮れ時には海と空が美しい夕景に染まり、ロマンチックな雰囲気を楽しめるのも魅力です。フォトジェニックな景色が広がるため、写真撮影スポットとしても人気があります。

九月踊り【硫黄島】

九月踊りは硫黄島で数百年にわたって受け継がれている、国指定の重要無形民俗文化財です。

疱瘡(ほうそう)などの伝染病から人々を守るための祈りを込めた踊りとされており、毎年旧暦9月10日・11日の2日間にわたり、地区の女性たちによって熊野神社へ奉納されます。このことから「九月踊り」と呼ばれています。

また踊りの中で「宮ガラス」と呼ばれる先導役の女性が登場するのは硫黄島だけとされており、島独自の文化や伝統を感じられる貴重な民俗芸能となっています。

佐多浦放牧場【竹島】

出典元:鹿児島県観光サイト

佐多浦放牧場はオンボ崎を望む竹島最西端に位置する景勝地で、緑豊かな草原の中に牛が放牧されるのどかな風景を楽しめるスポットです。

広がる青い海と黒牛のコントラストが美しく、竹島ならではの雄大で穏やかな景観を満喫できます。自然豊かな離島らしい空気感を感じながら、ゆったりとした時間を過ごせる場所です。

オンボ崎【竹島】

出典元:鹿児島県観光サイト

オンボ崎は“世界の果て”を思わせるようなダイナミックな断崖絶壁が続く絶景スポットです。

目の前には雄大な東シナ海が広がり、視界を遮るもののない開放的な景観を楽しめます。天候の良い日には隣の硫黄島にそびえる硫黄岳をはじめ、遠く屋久島や口永良部島まで見渡せることもあります。

また島内でも特に美しい夕景が見られる場所として知られており、水平線へ沈む夕日と赤く染まる硫黄島のシルエットが織りなす景色は圧巻です。

 

冬(12月〜2月)

東温泉【硫黄島】

出典元:鹿児島観光サイト

東温泉は「日本屈指の野湯」として知られ、温泉愛好家から“聖地”とも称される絶景露天風呂です。

海岸沿いの岩場から自然に湧き出している天然温泉で、目の前には荒々しい東シナ海、背後には硫黄岳の断崖がそびえる圧倒的なロケーションが魅力となっています。
泉質は非常に強い酸性の硫黄泉で、光の加減によってはお湯がエメラルドグリーンに見えることもあります。湯船は3つあり、源泉に近い場所ほど温度が高くなっています。

大自然と一体になったような開放感を味わえる、硫黄島を代表する名スポットのひとつです。

坂本温泉【硫黄島】

出典元:ニフティ温泉

坂本温泉は東温泉とはまた異なる魅力を持つ、海辺の“足元湧出”温泉です。
硫黄岳の裏側に位置しており、海岸沿いにはコンクリートで区切られた湯船が設けられています。

最大の特徴は潮の満ち引きによって湯温が変化することです。満潮時には海水に沈み、逆に干潮時には熱くなりすぎて入浴できない場合もあるため、ちょうど良い温度になるタイミングを狙って訪れる楽しさがあります。

自然と一体化したワイルドな温泉体験を味わえる、硫黄島ならではの秘湯スポットです。

平家城展望台【硫黄島】

出典元:鹿児島観光サイト

平家城展望台は硫黄島のダイナミックな地形を一望できる、島内屈指の展望スポットです。

その昔、平家の落人が源氏の追手を見張るために城を築いたと伝えられており、歴史ロマンを感じられる場所としても知られています。
展望台から望む硫黄岳の姿は迫力満点で、山肌から立ち上る白い噴煙と麓に広がる茶褐色の海とのコントラストがまるで別世界のような景観を生み出しています。

また天候に恵まれれば竹島や黒島、さらに遠く屋久島まで見渡すことができます。
雄大な自然と歴史の両方を感じながら地球の力強いエネルギーを体感できる絶景スポットです。

 

三島村(黒島・硫黄島・竹島)でおすすめの宿泊施設&キャンプ場

竹島

民宿 三刀屋丸

出典元:民宿 三刀屋丸

竹島にある比較的新しい民宿で、「素潜り漁師の宿」をコンセプトにしているのが大きな特徴です。宿主は島根県から竹島へ移住した素潜り漁師の方で、自ら獲った魚介類を使った料理を提供しています。

収容人数は12人、和室4.5畳 3部屋と6畳2部屋の合計5部屋が用意されており、全室テレビ・エアコン完備となっています。
予約は基本電話対応のみで、宿主が漁や作業中の場合は電話がつながりにくいこともありますが、必ず折り返してくれるそうです。

◎料金

1泊3食付き10,000円
※お昼のお弁当が必要でなければ500円引き
※ジュース、酒類は別途かかる

民宿はまゆり

竹島港から比較的近い場所にある民宿で、竹島を代表する宿のひとつです。
大阪や鹿児島で修業した調理師の方がUターンして営んでおり、島の食材を活かした料理が評判となっています。

また竹島の小中学校の近くに位置しており、集落の雰囲気を感じながら滞在できるのも魅力です。
収容人数は約13人で、こちらも少人数向けの民宿となっています。

◎料金

1泊2食付き7,000円
※3食(帰りのお弁当)​は+500円
※時期によって料金は異なる

硫黄島

イオキャラバンパーク

出典元:鹿児島観光サイト

イオキャラバンパークはキャンピングトレーラーを活用したキャンプ場タイプの宿泊施設で、硫黄島の中でも比較的新しいスタイルの宿として知られています。
テント設営の手間なく利用できる気軽さが魅力で、自然を身近に感じながら開放的な時間を過ごせます。

施設は自炊型宿泊所となっており基本的に食事提供はありませんが、事前予約を行えば食材を用意してもらえるほか、島内のカフェレストランカルデラハウスで食事を楽しむことも可能です。

また業務用の冷凍冷蔵庫をはじめ調理に必要な家電や器具が一式揃っているため、長期滞在にも向いています。さらにWi-Fiも完備されており、仲間同士でカラオケを楽しめる設備も用意されています。

◎料金

  • 1名1棟貸し4000円
  • 2名1棟貸し7000円

島宿ほんだ

出典元:焼酎プロジェクト

島宿ほんだは硫黄島の中でも人気の高い民宿タイプの宿泊施設です。
赤い屋根が目印のアットホームな宿で、港から徒歩約3分という便利な立地にあります。家庭的で温かみのある雰囲気が特徴で、島の人々との交流や離島ならではの空気感を楽しみたい方におすすめです。

食事付きプランでは島魚や郷土料理、地元食材を使った料理が提供されることもあり、「島ならではの食事を楽しめる宿」として評判があります。
また事前にお願いしておけばフェリー内で食べられるお弁当を用意してもらうことも可能です(500円)。

さらにふるさと納税の宿泊券にも対応しており、Wi-Fi完備の清潔感ある客室でゆったりと快適に滞在できます。

民宿ガジュマル

出典元:焼酎プロジェクト

民宿ガジュマルは港から徒歩約2分の場所にある、利便性の高いシンプルな民宿です。
定員は30名以上と比較的受け入れ人数が多く、観光客はもちろん工事関係者や仕事での長期滞在者が利用することもあります。

豪華な設備を備えたホテルタイプというよりも「島でのんびり過ごすこと」を楽しむ、アットホームで落ち着いた雰囲気が魅力の宿です。

マリンハウス孔雀の里

出典元:焼酎プロジェクト

マリンハウス孔雀の里は平屋建てのこぢんまりとしたアットホームな民宿です。過去には薩摩硫黄島を訪れたさかなクンがロケの際に宿泊したことでも知られています。
気さくな女将さんが営む温かみのある宿で利用者からの評価も高く、初めて硫黄島を訪れる方でも安心して滞在しやすい雰囲気が魅力です。

館内にはテレビやWi-Fiが完備されており、離島でありながら不便を感じにくい環境が整っています。食事は一品一品手作りされた家庭的な料理を楽しめるのも特徴です。昼食についてもお弁当や宿での食事に対応しているため、島内での食事に困りにくい点も嬉しいポイントとなっています。

港から徒歩約3分という便利な立地にあり、お風呂自体は温泉ではありませんが東温泉などの野湯巡りを楽しむ際の拠点としてもおすすめの宿です。

 

黒島

宿 里心

出典元:焼酎プロジェクト

黒島の大里地区にある、小規模で家庭的な民宿です。
昔ながらの黒島らしい雰囲気を味わえる宿として知られています。

宿を営む女将さんは三島村の「しおかぜ留学」の里親経験もあり、温かく親しみやすい人柄が特徴です。客室数は少なく、定員は約4〜8名程度。

そのため静かに過ごしたい人や、黒島の日常をじっくり感じたい人に向いています。
また食事付きにも対応しており、家庭料理が美味しい宿としても知られています。

旅荘きくみ

黒島・大里地区で長年営業してきた老舗の宿です。

ただし近年はご主人の体調面などの理由から「新規受付を一時中止」と案内されている時期もあります。そのため現在利用できるかは事前確認が必須です。

昔ながらの離島旅館らしい、素朴で落ち着いた空気感が魅力の宿です。

民宿 一五川

出典元:焼酎プロジェクト

片泊地区にある、比較的収容人数の多い民宿です。
老舗の民宿で20年以上営まれており、黒島では比較的知られた宿のひとつです。

定員は約20名と、黒島の宿の中では大きめ。

車貸し(有料)・送迎も可能で、予約時に相談してみてください。またWi-Fiもしっかりつながります。
島らしい家庭料理や魚料理を楽しめる点も魅力です。

民宿みなみん風

出典元:焼酎プロジェクト

片泊地区にある民宿で、比較的新しい雰囲気を感じられる宿です。

公式サイトもあり、黒島の宿の中では情報を確認しやすい部類に入ります。

定員は約8名。
現在は「しおかぜ留学生」が長期滞在しているため、これまで4部屋用意があった部屋は2部屋での案内となっています。

黒島初心者でも比較的泊まりやすいタイプの宿で、「離島感は欲しいけど、あまりディープ過ぎない方が安心」という人にも向いています。

◎料金

1泊3食付き10,000円

民宿さら

出典元:民宿さら

片泊港から徒歩圏内にある人気の民宿です。
2019年にUターンした家族が営んでおり、アットホームで温かい雰囲気があります。

島観光だけでなく、釣り・長期滞在・ワーケーション的な利用にも向いています。
部屋は4部屋、客室のパターンは3つあり利用用途によって選ぶことができます。

公式サイトは充実しており、さらに黒島の観光情報も紹介されているので初めて黒島へ行く人でもイメージしやすい宿です。

◎料金

1泊3食付き10,000円

 

三島村(黒島・硫黄島・竹島)のでの移動はレンタサイクル+徒歩が主流

三島村(黒島・硫黄島・竹島)での主な移動手段は、レンタカーではなくレンタサイクルと徒歩になります。
ただしレンタサイクルを利用できるのは竹島と硫黄島のみで、黒島のレンタサイクルサービスは現在終了しています。

レンタサイクルの主な窓口は以下の通りです。

  • 竹島:【NPO法人みしまですよ】
  • 硫黄島:【三島村観光案内所】

また硫黄島にはレンタカーサービスもありますが、車両は1台のみのため利用したい場合は早めの予約が必須です。

車を利用したい場合は定期船「フェリーみしま」に自家用車を載せて持ち込む方法があります。
そのほか一部の宿では宿泊者向けに車を貸し出している場合もあり、例えば民宿さらではレンタカー対応を行っているケースがあります。

三島村は公共交通機関や移動手段が限られているため、旅行前に宿や観光案内所へ確認し、移動方法を事前に決めておくと安心です。

 

三島村(黒島・硫黄島・竹島)のツアー旅行

三島村(竹島・硫黄島・黒島)へのツアーは一般的な旅行会社が常に募集しているようなものは非常に少なく、「募集が出てもすぐに埋まる」か「年に数回だけの限定企画」であることが多いのが現状です。

2026年5月現在で確認できるものだと、例えば

などがあります。
逆に地域密着型のツアー会社では「現在募集中なし」になっているケースもあります。

なので感覚としては、

「存在はするけど、常時募集ではなく、出た瞬間にチェックするタイプ」

に近いです。

 

三島村(黒島・硫黄島・竹島)の旅行での注意点

三島村は大自然を満喫できる魅力的な離島ですが、本土とは環境が大きく異なるため、旅行前に知っておきたい注意点もあります。

注意点
  • フェリーが欠航する場合がある
  • コンビニやスーパーはほとんどない
  • 現金を持参した方が安心
  • 虫対策・日焼け対策が必要
  • レンタカー・移動手段を事前確認
  • 医療機関が少ない
  • 火山活動情報に注意(硫黄島)

フェリーが欠航する場合がある

三島村への唯一の定期航路「フェリーみしま」は外洋を航行するため天候の影響を非常に受けやすいのが特徴です。台風だけでなく、冬場のしけや濃霧でも欠航が決まることがあります。
一度欠航すると数日間島から出られなくなる「島流し」状態になるリスクもゼロではありません。

帰路の欠航に備え、仕事や予定には最低でも1〜2日の余裕を持ったスケジュールを組みましょう。また三島村公式LINEや公式サイトで運行状況をこまめにチェックする癖をつけることが大切です。

万が一の延泊に備え、数日分の予備費や常備薬も多めに持参することをお勧めします。

コンビニやスーパーはほとんどない

島内にはコンビニや24時間営業のスーパーは一切ありません。小さな個人商店が各集落にありますが、品揃えは食料品や日用品に限られ、営業時間も短めです。特にお弁当などの惣菜がいつでも買えるわけではないため、食事の確保は死活問題となります。

基本的に食事は宿泊先で3食用意してもらうのが基本です。
お気に入りのお菓子や飲み物、夜食、小腹が空いた時の非常食(ゼリー飲料やパン等)は鹿児島市内のスーパーであらかじめ買い込んでから乗船しましょう。

島では「必要なものは自分で持ち込む」というスタンスが、快適に過ごすコツです。

現金を持参した方が安心

三島村ではキャッシュレス決済やクレジットカードが使える場所は極めて限定的です。
民宿の宿泊代、商店での買い物、温泉の入浴料、レンタサイクルの利用など、ほとんどの支払いが現金のみとなります。

各島に郵便局(ゆうちょ銀行ATM)はありますが土日は利用できないことが多く、機械の不具合で引き出せないリスクも否定できません。
島に渡る前に宿泊費+α(1〜2万円程度)の現金を、千円札などの小銭を混ぜて多めに準備しておきましょう。

財布を忘れると島内での行動が大きく制限されてしまうため、出発前の最終確認は必須です。

虫対策・日焼け対策が必要

手付かずの自然が残る三島村は裏を返せば虫が多く、日差しを遮る場所が少ないということでもあります。特に夏場から秋にかけては蚊やアブ、磯場でのヌカカなどの虫対策が欠かせません。また南国特有の強い紫外線は、短時間の外出でも体力を奪い、激しい日焼けを引き起こします。

虫除けスプレーや痒み止めはもちろん、肌の露出を抑える長袖・長ズボンの着用が効果的です。
日焼け対策としては帽子やサングラス、日焼け止めを準備しましょう。

特に硫黄島の温泉巡りなどは長時間屋外にいることが多いため、しっかりとしたガードが必要です。

レンタカー・移動手段を事前確認

島内には一般的なレンタカーはほぼありません。竹島は徒歩圏内ですが、硫黄島や黒島は起伏が激しく、集落間の移動には手段の確保が必須です。現地で「車を借りればいいや」と考えていると、目的地に辿り着けず立ち往生することになりかねません。

硫黄島と竹島では電動アシスト自転車のレンタルがありますが、台数に限りがあるため事前予約や確認が賢明です。
黒島のように広い島では、基本は「宿の送迎」を頼ることになります。予約時に「観光で〇〇へ行きたいが、移動はどうすればいいか」と宿の主人に相談しておくと、スムーズに案内してもらえます。

医療機関が少ない

各島には診療所がありますが常駐しているのは看護師のみというケースが多く、医師は定期的な巡回診療がメインです。急病や怪我をしても、本土のような高度な医療をすぐに受けることはできません。重症の場合はヘリコプター搬送となりますが、天候や時間帯によってはすぐに飛べないこともあります。

持病の薬はもちろん、解熱剤、鎮痛剤、胃腸薬、絆創膏などの救急セットは必ず持参してください。
島内では「無理な行動をしない」ことが最大の安全策です。慣れない磯遊びや登山は避け、自分の体調と相談しながら余裕を持って行動することを心がけましょう。

火山活動情報に注意(硫黄島)

硫黄島は現在も活発に活動を続けている「活火山(ランクA)」の島です。
港の海が茶褐色に変色しているのは火山活動の影響であり、島全体に硫黄の香りが漂っています。火山ガスの放出状況や活動レベルによっては、火口周辺への立ち入りが厳しく制限されることがあります。

観光前に必ず気象庁の火山予報や三島村のホームページで現在の警戒レベルを確認してください。
また硫黄成分が強いため、銀製品のアクセサリーなどはすぐに黒ずんでしまいます。大切な時計や指輪は外して保管しましょう。

現地のガイドや宿の方の指示に従い、立ち入り禁止区域には絶対に足を踏み入れないでください。

 

まとめ

三島村は黒島・硫黄島・竹島それぞれに異なる魅力があり、どの島でも都会では味わえない特別な時間を過ごせる場所です。

透明度の高い海や壮大な自然、静かな集落風景、満天の星空など、訪れるだけで心がリフレッシュされるような魅力があります。
特に観光地化されすぎていないからこそ残る“本来の島らしさ”は三島村ならでは。人混みを離れてゆっくり過ごしたい方や、大自然の中で癒されたい方にはぴったりの旅行先です。

ただしフェリーの欠航や宿泊施設の数など離島ならではの注意点もあるため、事前準備はしっかりしておくのがおすすめです。
普段の忙しさを忘れてゆっくり流れる島時間を体験してみたい方は、ぜひ三島村を訪れてみてください。
きっと、また行きたくなるような特別な旅になるはずです。

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